百武日記

自信がない人が自信を持って生きるためにはどうすればよいか。日々考えたこと、学んだことを記録し、自分の武器にする。

勝てるなら戦い、勝てなければ去る 「ランチェスター思考2 (福田秀人)」

「戦上手は逃げ上手」という言葉がある。 逃げるのは、破滅を回避し、戦力を温存し、 逆襲するための合理的な方法でもある。 中国の毛沢東は、1940年代前半に 抗日戦闘を繰り広げていたとき、 「勝てるなら戦い、勝てなければ去る」を モットーにして下記の…

悩みの根本 「反応しない練習 (草薙龍瞬)」

どうしてもしがみついてしまうこだわり、 怒り、欲望、後悔といった悩ましい現実。 それを作り出しているのは「心の反応」である。 嫌なことがあって、つい腹をたてる。 思い通りにいかない現実に、焦ってしまう。 他人の視線を感じて、緊張してしまう。 こ…

理解のコツ 「7つの習慣(スティーブン・R・コビー)」

人の話を聞いているとき、 ほとんどの人は理解しようとして聞いてない。 答えようとして聞いている。 相手の話を聞きながら結局自分が話しているか、 あるいは話す準備をしながら聞いているかである。 聞いている話を全て、自分のパラダイムを通して 自分の…

理解の順番 「7つの習慣(スティーブン・R・コビー)」

目の具合が悪くなって眼科に行ったとする。 医者は、あなたの話を聞くと、自分のメガネを外して渡してくる。 「これをかけてみてください。このメガネは本当にいいです。 家に同じものがもうひとつあるから、あなたに差し上げます」 そう言われてかけてみた…

力=質量×速度の二乗 「ランチェスター思考2 (福田秀人)」

勝ち組と呼ばれるような企業の最大の特徴は早さであるという。 何をするにも早く、行動し誤っていると判断すれば、 ただちにこれまでの決定を修正する。 また、人材育成に関してもスピードを重視する。 入ったばかりのときは、上司や先輩が詳細に指揮をとり…

出し惜しみ 「行政書士開業初月から100万円稼いだ超・営業法(金森重樹)」

自分が仕事で得た情報やノウハウを同業の人間と共有するために 情報を発信する人。 また、自分のノウハウを盗まれては困ると隠している人。 もしあなたが後者ならば、相手もノウハウを盗まれては困ると、 あなたに情報を教えなくなるだろう。 そうすればお互…

豊かさ 「7つの習慣(スティーブン・R・コビー)」

本書で有名な概念であるwin-win必要なのは、 「豊かさマインド」と呼ぶべき人格の特性である。 これは、すべての人を満足させることが可能である、というパラダイムである。 ほとんどの人は、「欠乏マインド」と著者が呼ぶパラダイムを持っている。 「欠乏マ…

本日のブログはお休み

人の問題に対しては、短期的な能率を考えることはできない。 意見の違う人に対して、能率的に相違点を処理してもうまくいかない。 人に対しては効果性を考え、物に対しては能率を考えるべきだ。

成熟 「7つの習慣(スティーブン・R・コビー)」

成熟とは勇気と思いやりのバランスである。 自分の気持ちや信念を表現する勇気と、 相手の気持や信念を尊重するバランスがとれていることである。 多くの人は2分法で考えがちだ。 強いか弱いか、厳しいか甘いか、勝つか負けるか・・ 自分の意見を言う勇気と…

誠実 「7つの習慣(スティーブン・R・コビー)」

誠実さは正直という概念を含んでいるが、それを超えるものだ。 「正直」とは真実を語ることであり、言葉を現実に合わせることである。 「誠実さ」とは、現実を言葉に合わせる。 つまり、約束を守り、期待に応えることである。 そして、誠実さを持つには、裏…

宇宙飛行士のように 「7つの習慣(スティーブン・R・コビー)」

チャールズ・ガーフィールド博士は、 スポーツや企業で大きな功績を残した人たちを広く調査研究してきた。 特に彼が注目したのが、宇宙飛行士だった。 宇宙飛行士は、実際に宇宙に行く前にあらゆる状況を想定し、 地球上で何度もシミュレーションを繰り返す…

成功体験と失敗体験 「ランチェスター思考2 (福田秀人)」

戦場ではものすごいスピードで状況が変わるので、 じっくり分析して調べて動く、といった悠長なことを言ってられないことがある。 だから、前線の戦闘部隊の指揮官はもちろんのこと、その下の兵士であっても 直感的に意思決定ができる必要がある。 そのため…

兵士は銃を本当に撃っているのか 「ランチェスター思考2 (福田秀人)」

第2次世界大戦時、アメリカ陸軍のマーシャル大佐は、 アメリカ陸軍の兵士の戦闘行動の観察と面接調査を実施し、 つぎの結論を得た。 「交戦中に発泡した兵士の比率は、最大で25%である」 つまり、75%の兵士が、撃たなければならない状況で撃たなかったのだ…

信頼を得る 「7つの習慣(スティーブン・R・コビー)」

信頼残高という有名な概念がある。 銀行口座にお金を預け入れることで貯えができ、必要に応じて引き出せるように、 信頼も口座に預け入れるように貯えることができ、 必要があればその信頼を残高の分だけ何度でも頼りにできる、というものだ。 些細な間違い…

居心地のよい男 「出世する男はなぜセックスが上手いのか?(アダム徳永)」

著者が聞き上手のライターに、インタビューの心得を聞いたことがある。 彼はそのときこう答えたそうだ。 「いかに的を射た質問をするかというよりも、 いかにこちらが聞いていないことにまで話してもらえる雰囲気を作るか。 そのほうが大切だし難しいですね…

ノーと言うにはイエス 「7つの習慣(スティーブン・R・コビー)」

7つの習慣の中の有名な話に、時間管理のマトリクスがある。 活動を「緊急度」と「重要度」に分類する。 緊急かつ重要な領域が第一領域 緊急ではないが重要な領域が第二領域 緊急だが重要ではない領域が第三領域 緊急でも重要でもない領域が第四領域 大部分の…

キーストーン・ハビット「習慣の力 (チャールズ・ドゥヒック)」

リサ・アレンは34歳。16歳で喫煙と飲酒を始め、ずっと肥満に悩まされていた。 20代半ばには、1万ドルの借金を抱え、取り立て業者から追いかけられていた。 昔の履歴書を見ると、一番長く続いた仕事でも1年ももっていなかった。 しかし、現在では細身で生気に…

大きさを固定されたパイを考えるな 「ハーバード流NOと言わせない交渉術 (W・ユーリー)」

交渉相手の求めていることのために、自分自身の利害を犠牲にしないといけない。 そんな考えを著者は「大きさを固定されたパイ」と呼ぶ。 相手に多く分け与えれば、それだけ自分の取り分が減ってしまうという考え方だ。 だが、それは明らかに考え違いである。…

時間がいくらでもあると考えると、つい今をキープしてしまう 「7つの習慣(スティーブン・R・コビー)」

著者が大学の講義の中で、生徒によくやらせたイメージトレーニングがある。 「あと一学期しか生きられないと想像して欲しい。 そして、君たちはその一学期間、良い学生として通学しなければならない。 その時間をどう過ごすかを考えてもらいたい」 著者がこ…

これで十分 「ランチェスター思考2 (福田秀人)」

意思決定論の権威とされ、ノーベル経済学賞を受賞したカーネギー・メロン大学の サイモンは、人間はほとんどの決定において2種類に分けられるとした。 「最良の案を選択するという最適化を追求する経済人間」と 「これで十分」という「満足のいく案を選ぶと…

本日のブログはお休み

「教わる」よりも「気付く」

「持つ」か「なる」か 「7つの習慣(スティーブン・R・コビー)」

問題は自分の外にあると考えるならば、その考えこそ問題である。 それは自分の外にある事柄に支配されることを容認することであり、 自分を改善するよりも、そとにある事柄が変わるべきだと考えることだ。 そういう人は「持つ」ということを重視する。 「金…

すべてのものは2度作られる 「7つの習慣(スティーブン・R・コビー)」

「すべてのものは2度作られる」という原則がある。 万物にはまず知的な第一の創造があり、それから物的な第二の創造がある。 住宅の建設みたいなものだ。 一本目の釘を打つ前には細かいところまで全てが創造されている。 どういう家がほしいのか打ち出し、…

あなたの許可なくして、誰もあなたを傷つけることはできない「7つの習慣(スティーブン・R・コビー)」

効果的な人生を営むための最も基礎的な習慣は、 主体性を発揮する習慣である。 主体性を持つということは、自分の人生に対する責任をとるということだ。 自分の行動は、周りの状況からではなく、 自分の選択によって決まると考えることだ。 責任は英語でレス…

王貞治のバッティングの秘訣 「ハーバード流NOと言わせない交渉術 (W・ユーリー)」

日本の偉大なるホームラン打者、王貞治が語ったバッティングの秘訣がある。 彼はマウンド上から号泣を投げ込んでくる相手投手を「パートナー」と見なしていた。 なぜならば、投手が自分に向かってボールを投げてくれてはじめて ホームランを打てるからだ。 …

ガチョウを殺すな 「7つの習慣(スティーブン・R・コビー)」

「ガチョウと黄金の卵」というイソップ寓話がある。 ある貧しい農夫が、飼っていたがちょうの巣の中に黄金の卵を発見して、 市場に持っていったら本物の純金だった。 それから1日1回生まれる黄金の卵を売って農夫はお金持ちになったが、 富が増すにつれて欲…

自立の上をいけ 「7つの習慣(スティーブン・R・コビー)」

私達の生活や人間関係は、依存→自立→相互依存へと成長していくと著者はいう。 人は皆、最初は依存しきった赤ん坊として人生を始める。 誰か他の人によって方向づけられ、育成され、養われる。 もし誰かの保護がなければ短時間でしか生きられない。 しかし、…

物怖じする場所へ 「品のある人、品のない人(中谷彰宏)」

ホテルで食事をしようとすると気を使う。 ちゃんとした格好で行かなければならないからだ。 無理してそういうところに行かなくてもいいのだが、 品のいい人になるためには、 あえてそのような物怖じする場所に行くのが有効だと著者は言う。 人間は背伸びをし…

努力でもポジティブ思考でもない 「7つの習慣(スティーブン・R・コビー)」

例えば、シカゴに行く際、シカゴへの地図を持っていれば役に立つ。 しかし、その地図が間違っていて、デトロイトへの地図だとしたら いつまでたってもシカゴに着くことはできない。 そこで、自分の行動を振り返り、改善しようとする。 もっと熱心に目的地を…

セックスが上手い男とは 「出世する男はなぜセックスが上手いのか?(アダム徳永)」

セックスが上手い男とは、どのような男性のことをいうのだろうか? 多くの人は、テクニックのある男性を「セックスが上手い男」だと思っている。 しかし、セックス=100%テクニック、と考えている男は間違いなく女性に嫌われると 著者は断言する。 確かにテ…