百武日記

自信がない人が自信を持って生きるためにはどうすればよいか。日々考えたこと、学んだことを記録し、自分の武器にする。

2016-08-01から1ヶ月間の記事一覧

私のどこが好きですか 「ぐっとくる?選ばれる新法則(安田佳生)」

恋愛において、自分の恋人が自分のどこを惚れ込んでくれているのか 明確に語ることができるだろうか。 もちろん、絶対にそれを明確にしないといけないわけではない。 だが、「いったい私のどこが好きなのだろう?」と不安になるときもある。 企業も同じであ…

仲間を先に成功させる 「ハイパフォーマー 彼らの法則(相原孝夫)」

「つながりー社会的ネットワークの驚くべき力」という本によれば 投票行動も性感染症も肥満も自殺も、 政治から経済から病気から精神状態にいたるまで ありとあらゆるものが人から人へ伝染するそうだ。 不機嫌な人が近くにいると不機嫌が移る、というのはよ…

極論と極論の間 「なぜか評価されないあなたへ 心に刺さる耳の痛い話(小笹芳央)」

あなたが新しいビジネスプランを思いついたとする。 「これがうまくいけば、会社に大きな利益をもたらすはず」と自信を持って 提案したが、 上司をは曖昧な返事ばかりで、却下もゴーサインも出さない。 そしていつの間にか話自体が立ち消えになっていく。 よ…

カメレオン 「黒新堂冬樹のブラック営業術(新堂冬樹)」

キャバクラ嬢のことをキャストと呼ぶそうだ。 優秀なキャストの共通点は何か。 著者によれば、「客に合わせて温度感を変えられること」であるという。 できるキャストはカメレオンに似ている。 ノリの良い客が来たらわっと盛り上げることができるし、 しっと…

ムカデのジレンマ 「ハイパフォーマー 彼らの法則(相原孝夫)」

「ムカデのジレンマ」という有名な逸話がある。 たくさんの足を持つムカデが上手に足を動かして歩くので、 蛙が「正確にはどういう順番で足を動かしているのですか?」と聞いたところ ムカデは身動きが取れなくなり、とうとう餓死してしまったという話だ。 …

性善説でも性悪説でもなく、性弱説 「仕事ができる社員、できない社員(吉越浩一郎)」

人間は「性善」か「性悪」かといった論争がしばしばあるが、 稲盛和夫氏は「人間とは弱いものである」という「性弱説」の考え方だ。 人間は床に落ちている一万円札を見かけたら、 持って行ってしまうくらい「心が弱い」ものである。 あるいは、一万円札が山…

アズイフの法則 「ハイパフォーマー 彼らの法則(相原孝夫)」

19世紀後半の心理学者ウィリアム・ジェームズは、 「人は楽しいから笑うのではなく、笑うから楽しいのだ。 怖いから逃げるのではなく、逃げるから怖くなるのだ」という仮説を立てた。 その仮説は後に多くの実験により実証された。 心理学者のリチャード・ワ…

花があることを信じられるか 「黒新堂冬樹のブラック営業術(新堂冬樹)」

例えば300m先に花があったとする。 あなたと、その花の間には何らかの障害物がある。 山があったり、道が曲がりくねっていたりして、花が見えない状態だ。 しかし、見えなくても花があると信じ、それを手に入れたいと思えば どんな道のりでも進むことはでき…

裏ターゲットを知る 「黒新堂冬樹のブラック営業術(新堂冬樹)」

何か交渉で要求を通したい場合、多くの人は目の前の担当者を落とすことを考える。 しかし、著者に言わせればそれはターゲットが間違っているという。 表面的なターゲットではなく、真のターゲット、 すなわち表からは見えない裏ターゲットに働きかけたほうが…

やりたいことがわからない 「なぜか評価されないあなたへ 心に刺さる耳の痛い話(小笹芳央)」

世の中には2種類のビジネスパーソンがいる、と著者は言う。 明確なゴール(目標)を設定し、そこに向かって走る「ゴールピープル」と、 流れに身を任せ、たどり着くべき目標を持たない「リバーピープル」である。 一般的には「ゴールピープルが望ましいと考…

たまたま 「なぜか評価されないあなたへ 心に刺さる耳の痛い話(小笹芳央)」

研修を終えて配属された新入社員が、仕事に慣れ始めると、 心にゆとりが生まれてこんなことを考えるようになる。 「なぜ自分はこの部署に配属されたのだろう」と。 著者が実際に新人からこのような質問をされたときは 必ずこう答えるという。 「ただの偶然だ…

運だけの成功はない 「仕事ができる社員、できない社員(吉越浩一郎)」

Aさんは物凄い努力家であり、 Bさんはそこそこの努力家であるとする。 成功する要因が100あるとして、 Aさんはその内80を努力で埋める。 すると、残りの20が成功において運が占める割合である。 Bさんは100の成功要因のうち、50を努力で埋める。 すると、Bさ…

本日のブログは、お休み

訓練を積まなければ、試練にぶつかる

何度でもやり直せばいい、のか 「なぜか評価されないあなたへ 心に刺さる耳の痛い話(小笹芳央)」

自分に合わない職種だったら転職すればいいと考える。 だが、転職すればするほど年収は下がり、つける職もなくなってくる。 相手との相性が悪かったら離婚すればいいと考える。 だが、別れても別れても、理想の相手に巡り会えない。 今の状況が理想と違うと…

達人になる 「究極のセールスマシン(チェット・ホームズ)」

著者が15歳のころ、空手の腕前を磨く方法を自分で編み出したという。 自宅の部屋の高い天井から牛革でできたロープを垂らし、 胸の高さあたりに柔らかい球をぶら下げる。 この球にキックやチョップを繰り出す練習や、身をかわす練習、 防御する練習をしよう…

等価交換ではないもの 「なぜか評価されないあなたへ 心に刺さる耳の痛い話(小笹芳央)」

コンビニに行ってペットボトルの水を買うとする。 100円払って100円の水を手に入れるのは消費行動であり、 等価交換が成立している。 ところがこの感覚を労働の現場に持ち込んでしまうと 「これだけ働いているのに、これしかもらえないのはおかしい」となる…

本日のブログはお休み

仲が悪くなるときのひとつは、 お互いが違う方向を向いているときだ。 互いに自分の考えが正しいと思って、こちらを向けと言う。 方向が同じなら、 違うのはそこへ達するための手段だけだ。 どのルートでもいいと決めていれば、仲が悪くなることは減る。

前向きに立ち止まる 「黒新堂冬樹のブラック営業術(新堂冬樹)」

長く仕事を続けていると、どうしても足が出ないという時もある。 失敗が続いて負けが込んでくると、心が弱ってしまうこともある。 こういうときに過剰にネガティブになってしまう人がいる。 「どうせ私なんか」「私の気持ちなんて人にはわからない」 「どう…

反面教師を探せ 「黒新堂冬樹のブラック営業術(新堂冬樹)」

商売をやる上で、競合店の調査は当然のように行われるだろう。 同業者はどんなチラシで、どんな売り方で行っているのか。 特に売れている会社はこぞってみんな真似をしようとする。 誰もが同じ会社を真似しようとするので、それだけでは差がつかない。 うま…

人に呑まれるな 「黒新堂冬樹のブラック営業術(新堂冬樹)」

著者は芸能事務所を経営している。 事務所のタレントに常々言っていることがある。 「お前ら、現場でどんなビッグな芸能人に会おうとも、キャーキャー言うな。 売れっ子タレントを前にして、『サインください』なんて言う子は必要ない。 言わずに、思っただ…

今の能力よりも 「ハイパフォーマー 彼らの法則(相原孝夫)」

社会心理学者のハイディ・グラント・ハルバーンは 「証明型」と「習得型」という概念を提唱している。 「能力を示すためによりよい成果をあげること」を重視するのが「証明型」で、 「成長や進歩、技能の習得」を重視するのが「習得型」である。 今、自分に…

心の問題でも体の問題でもない 「こころの最終講義(河合隼雄)」

著者のところに相談しに来たクライアントと話をするとき、 大体の場合は慰めの言葉はかけないという。 クライアントが苦しかったら一緒にくるしんであげる。 そうしているうちに心が楽になっていくのが普通なのだが、 たまに話せば話すほど、どんどん苦しく…

成功している人は本当の自分を出さない 「自信がない人は一流になれる(トマス・チャモロープリミュージック)」

「ありのままの自分でいい」とよく言われる。 しかし、著者によれば成功者は「ありのままの自分」を見せない。 いつでも本当の自分を出しているのは、社交スキルが無い人である。 成功とは、自分を隠すテクニックをどれだけ持っているかということであり、 …

本日のブログはお休み

外部条件が大きく変わらないとき、 より良い結果を出すためには2つしかない。 「違うことをやる」 「同じことを違うやり方でやる」

知る 「その島のひとたちは、ひとの話をきかない-精神科医、「自殺希少地域」を行く-(森川すいめい)」

著者がある地域の特養(特別養護老人ホーム)に見学に行ったときのこと。 地元以外で働いた経験を持つ、ある職員が 「ここの特養のひとたちは元気だ」と言ってたという。 この施設の援護が特別に上手なわけではない。 どこでも見るような普通の対応だ。 違う…

自分を知ることは、自分を信じることよりも大事なことだ 「自信がない人は一流になれる(トマス・チャモロープリミュージック)」

心理学の研究によると、能力が低い人ほど自信過剰になるという。 話が面白く無い人ほど自分はユーモアのセンスがあると考える。 趣味が悪い人ほど自分の趣味は良いと考え、 頭が悪い人ほど自分の知性を高く評価する。 能力が低いと、自分のパフォーマンスが…

困っている人は、即、助ける 「その島のひとたちは、ひとの話をきかない-精神科医、「自殺希少地域」を行く-(森川すいめい)」

著者が自殺希少地域を訪れていたとき、宿がコテージだったため、 食べ物は自分達で用意しなければならなかった。 著者たちは役場近くにあったコンビニに向かった。 宿と役場は、そんなに遠くなかったのでゆっくりと歩いた。 しかし、コンビニに着くと愕然と…

他人から見れば、あなたは大したことない 「自信がない人は一流になれる(トマス・チャモロープリミュージック)」

私たちは、自分以外の人も自分の感情や思考に同調してくれると思っている。 自分が怒っているときは、他の人も怒って当然と考える。 何かを確信しているときは、他の人も同じように確信していて、 自分に同意してくれるものだと考える。 そして、思い通りに…

自信がない人でも成功するのは 「自信がない人は一流になれる(トマス・チャモロープリミュージック)」

著者によれば、自分に自信を持っている人ほど 平均より能力が低いことが多いという。 自信がある人は現場に満足する分、努力しようとしないからだ。 逆に自信がない人は、自分の能力をシビアに考える分、 より努力をする傾向にある。 自信のなさは、欲しいも…

相手を変えないでやるべきこと 「その島のひとたちは、ひとの話をきかない-精神科医、「自殺希少地域」を行く-(森川すいめい)」

著者は普段、認知症を持つ人の診療をしている。 認知症は誰もがなりうるものである。 最近のことが覚えられない、さっき言ったことがわからない。 そういった状況に周りの人もイライラしがちになるが、 家族や周囲の人の工夫次第で上手に対処できることもあ…