百武日記

自信がない人が自信を持って生きるためにはどうすればよいか。日々考えたこと、学んだことを記録し、自分の武器にする。

2016-11-01から1ヶ月間の記事一覧

偽りのプラス思考 「心理戦で絶対に負けない本(伊東明+内藤誼人)」

自分に都合よく考えない。 これは重要なことである。 物事を何でも都合よく解釈するのは プラス思考とは区別しないといけない。 プラス思考とは逆境に陥った時 それをはね返すような思考であり、 何もない時にプラス思考をしている人は 単なる白昼夢を見てい…

印象操作 「心理戦で絶対に負けない本(伊東明+内藤誼人)」

大学生の臼井君は留年経験がある。 大学一年生のときに怠けすぎて、 単位を一つも取れなかったのだ。 就職面接でそのことが指摘されたとき、 彼は何と答えるべきだろうか。 面接官「君は留年しているみたいだけど、 そんなに遊んでいたの?」 1 ええ。です…

勝利の五条件 「心理戦で絶対に負けない本(伊東明+内藤誼人)」

孫子が述べた勝利の五条件というものがある。 「勝利を知るためには五つのことがある。 第一には、戦ってよい時と戦ってはいけない時とを わきまえていれば勝ち、 第二に、大軍と小勢とのそれぞれの用い方を 知っていれば勝ち、 第三に、上下の人々が心を合…

好印象戦略 「心理戦で絶対に負けない本(伊東明+内藤誼人)」

スノーランスキとカールストンという心理学者が 人間の判断について実験を行った。 彼らの得た結果によると 人が判断を下す場合には足し算にならないという。 つまり、「良い点がひとつ。悪い点がひとつ。 2つを合わせて、心に残る印象がゼロ」 というふう…

今日の記事は読んだほうがいいと思いませんか? 「心理戦で絶対に負けない本(伊東明+内藤誼人)」

夏目漱石の名著「吾輩は猫である」は、 もともとは「猫伝」というタイトルだった。 しかし、編集者の意向で、 「吾輩は猫である」に変えられた。 「猫伝」のままだったら売れただろうか。 「売春」が「援助交際」になった途端に、 一気に広まっていったこと…

恐怖 「心理戦で絶対に負けない本(伊東明+内藤誼人)」

タバコを吸う人に肺がんの手術の映画や 肺がんに侵されて真っ黒な癌細胞などを見せ、 「こうならないためには、タバコをやめ、 定期的に胸部X線撮影をしましょう」と実験で言うと、 こぞってタバコをやめてX線撮影の予約をしたという。 ただ「平和を守ろう!…

ヒット曲を作る 「習慣の力 (チャールズ・ドゥヒック)」

ある特定の曲が流れているとき、 リスナーがチャンネルを変えない。 こうした曲をDJたちは 「スティッキー(ねばる)」と呼ぶ。 何百もあるスティッキーな曲を 何年もかけて追跡し、 その共通点を調べた調査がある。 曲同士が似ているわけではない。 バラー…

革命 「習慣の力 (チャールズ・ドゥヒック)」

20年前、減量するのに一番いいのは 「生活の改善」というのが一般的な常識だった。 医者は肥満患者に対して厳しい食事制限を課したり、 ジムやカウンセリングに定期的に通わせたり、 エレベーターより階段を使わせたりしていた。 悪い習慣を変えるには、 生…

small win 「習慣の力 (チャールズ・ドゥヒック)」

良いと言われる習慣がある。 運動、読書、勉強、家族と過ごす時間、など その時間が短いのはよくないといわれるような習慣だ。 実際にそういった習慣を身につけている人は、 実は仕事、人間関係、健康など ありとあらゆる面で良い結果を残しているという。 …

流れを変える人 「7つの習慣(スティーブン・R・コビー)」

心理学の研究によると 子供の頃に両親に虐待された人は、 高い確率で自分も子供を虐待するという。 しかし、そうした人生の脚本を 人は主体性を持って変えることができると 著者はいう。 今まで続いてきた悪い脚本を そのまま続けずに変えることができる。 …

現在の姿を見て接すれば、現在のまま 「7つの習慣(スティーブン・R・コビー)」

ある学校で、プログラミングの誤りから、 コンピュータが秀才の子供を すべて学習能力が低いと表示し、 逆に成績の悪い子供を すべて優秀と表示してしまった。 そのデータが先生たちに手渡され、 先生たちはそれをもとに授業をしていった。 5ヶ月半後にその…

USPのコツ 「ハイパワー・マーケティング(ジェイ・エイブラハム)」

1920年代初頭、10社ほどのビール会社が 精力的に競い合っていた。 その中でシュリッツ・ビールはいつも8位だった。 シュリッツは売上を改善するべく、 1人のマーケティング・コンサルタントを雇った。 彼は工場を見学し、ビールの作り方を調べた。 シュリッ…

卓越した戦略 「ハイパワー・マーケティング(ジェイ・エイブラハム)」

ある父親が、6歳になる息子に 初めての自転車を買おうと、あなたの店に来た。 ここで父親が欲しいのは自転車だけだろうか。 父親が求めるのは、幼い息子との思い出ではないか。 息子が笑いながら通りを走り抜け、 「お父さん、見て。僕自転車に乗ってるよ!…

ブレイクスルー 「ハイパワー・マーケティング(ジェイ・エイブラハム)」

今のペースよりも急速に、しかも安全に 何段階も高いレベルに移る方法は何か。 他の業界での成功例を自社に取り入れることだ。 ある業界では、ひどくありきたりな戦略でも、 それがこれまで使われたことのない業界で使うと、 ものすごい効果を発揮する場合が…

あなたの話は聞くだけ無駄だ 「7つの習慣(スティーブン・R・コビー)」

2人の人が違う意見を持ちながら、 両方とも正しいということはあり得るか。 それは、論理的にというよりは 心理的にはあり得る。 老婆にも若い女性にも見える有名な絵がある。 私は老婆に見えて、相手は若い女性に見える。 両方とも同じ絵を見ており、 両方…

シナリオ作り 「出世する男はなぜセックスが上手いのか?(アダム徳永)」

セックスの上手い男はシナリオ作りが巧みである。 映画の脚本と同じようにシナリオを作る。 優れたシナリオは、 基本である起承転結がしっかりしている。 反対に、起承転結のない典型は小学生の作文だ。 朝起きました。朝ごはん食べました。 おかずは納豆と…

運は出会い 「ランチェスター思考2 (福田秀人)」

松下幸之助は、人材の選抜基準として、 「愛嬌があり、運がよいこと」をあげたそうだ。 「愛嬌がある」とは、 人に交換を与える個性を持っていることである。 個性が大事といっても、 不快感を与える個性ではどうしようもない。 奇抜なファッションや行動で…

報酬 「習慣の力 (チャールズ・ドゥヒック)」

悪い習慣を変えるにはどうすればいいか。 残念ながら悪い習慣を無くすのは難しい。 効果的なのは、習慣を入れ替えることである。 悪い習慣は、それで得られる報酬が必ずある。 例えば、アルコール中毒者が酒を飲むのも、 何らかの報酬を得ているためである。…

本日のブログはお休み

相乗効果とは 全体の合計が各部分の和よりも大きくなること 1+1が3以上にならないだろうか

トレードオフを直視する 「ランチェスター思考2 (福田秀人)」

結果を出したいなら優先順位をつけなければならない。 あれもこれもしなければならない、 ああいう問題もこういう問題もあると、 思いつくままに、様々な課題や要求事項を総花的に列挙しても 結局どれも中途半端になって終わるだろう。 アメリカ陸軍の指揮官…

勝てるなら戦い、勝てなければ去る 「ランチェスター思考2 (福田秀人)」

「戦上手は逃げ上手」という言葉がある。 逃げるのは、破滅を回避し、戦力を温存し、 逆襲するための合理的な方法でもある。 中国の毛沢東は、1940年代前半に 抗日戦闘を繰り広げていたとき、 「勝てるなら戦い、勝てなければ去る」を モットーにして下記の…

悩みの根本 「反応しない練習 (草薙龍瞬)」

どうしてもしがみついてしまうこだわり、 怒り、欲望、後悔といった悩ましい現実。 それを作り出しているのは「心の反応」である。 嫌なことがあって、つい腹をたてる。 思い通りにいかない現実に、焦ってしまう。 他人の視線を感じて、緊張してしまう。 こ…

理解のコツ 「7つの習慣(スティーブン・R・コビー)」

人の話を聞いているとき、 ほとんどの人は理解しようとして聞いてない。 答えようとして聞いている。 相手の話を聞きながら結局自分が話しているか、 あるいは話す準備をしながら聞いているかである。 聞いている話を全て、自分のパラダイムを通して 自分の…

理解の順番 「7つの習慣(スティーブン・R・コビー)」

目の具合が悪くなって眼科に行ったとする。 医者は、あなたの話を聞くと、自分のメガネを外して渡してくる。 「これをかけてみてください。このメガネは本当にいいです。 家に同じものがもうひとつあるから、あなたに差し上げます」 そう言われてかけてみた…

力=質量×速度の二乗 「ランチェスター思考2 (福田秀人)」

勝ち組と呼ばれるような企業の最大の特徴は早さであるという。 何をするにも早く、行動し誤っていると判断すれば、 ただちにこれまでの決定を修正する。 また、人材育成に関してもスピードを重視する。 入ったばかりのときは、上司や先輩が詳細に指揮をとり…

出し惜しみ 「行政書士開業初月から100万円稼いだ超・営業法(金森重樹)」

自分が仕事で得た情報やノウハウを同業の人間と共有するために 情報を発信する人。 また、自分のノウハウを盗まれては困ると隠している人。 もしあなたが後者ならば、相手もノウハウを盗まれては困ると、 あなたに情報を教えなくなるだろう。 そうすればお互…

豊かさ 「7つの習慣(スティーブン・R・コビー)」

本書で有名な概念であるwin-win必要なのは、 「豊かさマインド」と呼ぶべき人格の特性である。 これは、すべての人を満足させることが可能である、というパラダイムである。 ほとんどの人は、「欠乏マインド」と著者が呼ぶパラダイムを持っている。 「欠乏マ…

本日のブログはお休み

人の問題に対しては、短期的な能率を考えることはできない。 意見の違う人に対して、能率的に相違点を処理してもうまくいかない。 人に対しては効果性を考え、物に対しては能率を考えるべきだ。

成熟 「7つの習慣(スティーブン・R・コビー)」

成熟とは勇気と思いやりのバランスである。 自分の気持ちや信念を表現する勇気と、 相手の気持や信念を尊重するバランスがとれていることである。 多くの人は2分法で考えがちだ。 強いか弱いか、厳しいか甘いか、勝つか負けるか・・ 自分の意見を言う勇気と…

誠実 「7つの習慣(スティーブン・R・コビー)」

誠実さは正直という概念を含んでいるが、それを超えるものだ。 「正直」とは真実を語ることであり、言葉を現実に合わせることである。 「誠実さ」とは、現実を言葉に合わせる。 つまり、約束を守り、期待に応えることである。 そして、誠実さを持つには、裏…