宇宙飛行士のように 「7つの習慣(スティーブン・R・コビー)」
チャールズ・ガーフィールド博士は、
スポーツや企業で大きな功績を残した人たちを広く調査研究してきた。
特に彼が注目したのが、宇宙飛行士だった。
宇宙飛行士は、実際に宇宙に行く前にあらゆる状況を想定し、
地球上で何度もシミュレーションを繰り返す。
もしかしたら他の分野の成功者も同じかもしれない、と彼は思った。
彼の研究の結果、世界のトップクラスの選手や成功者は、
ほとんどがイメージトレーニングを行っていることがわかった。
実践の前に、既に彼らはそれを見て、感じていて、経験していた。
演奏、プレゼン、人生の諸問題、あらゆることにも当てはまる。
前もってその場面を明確に、鮮明に頭のなかに描いておく。
自分の中で自然だと感じる領域を広げておく。
そうすれば、実際にその場面に出くわしても違和感なく行動できる。
イメージが具体的にわかないときには、模擬テストを行うしかない。
過去問や練習試合、ロープレなどで本番を想定して取り組む。
そのフィードバックを本番に活かす。
一番ダメなのは、当たり前だがぶっつけ本番なのである。
模擬テストをたくさんこなしておけば、本番のテストでも似たような問題が出る。
たとえ、それが予想外の問題であっても、何となく解きかたが思い浮かぶものだ。
本番をイメージした練習や模擬テストをできるだけ数多くこなす。
そうすることで自信につながるかもしれない。
本日の武器「必ずイメトレや模擬試験を行う」