百武日記

自信がない人が自信を持って生きるためにはどうすればよいか。日々考えたこと、学んだことを記録し、自分の武器にする。

2017-01-01から1ヶ月間の記事一覧

中途半端をやめる 「エッセンシャル思考(グレッグ・マキューン)」

1972年にタイムスリップして アメリカの主要銘柄500の全社に 1ドルずつ投資したとする。 その後の30年間で最も多く 収益をもたらすのはどの銘柄か。 金融情報誌「マネー」によると、 答えは格安航空会社の サウスウェスト航空だそうだ。 利益を出すのが難し…

本番で頑張ってもしょうがない 「不器用な人ほど成功する (中谷彰宏)」

本番の時に「がんばれ」という人がいる。 これは意味が無いと著者はいう。 本番になったら頑張らなくてもいいからだ。 何ヶ月も何年も頑張ってきて、 今更1日頑張ってもうまくはならない。 本当に頑張るべきは 本番になる前までである。 本番になったら、 今…

選ぶことを選ぶ 「エッセンシャル思考(グレッグ・マキューン)」

犬を使った実験で、 「学習性無力感」という 有名な実験がある。 犬を3つのグループに分ける。 最初のグループは つながれた状態で 電気ショックを与えられる。 ただし、 あるパネルを踏むと 電気ショックが止まる。 2つめのグループも同様に 電気ショックが…

人に話せることが「わかった」ということ 「頭がよくなる魔法の速習法(園 善博)」

本を読み、その内容を理解する。 その最も効果的な方法は、 「人に内容を話す」ことである。 はじめから「人に話す」ことを 意識して本を読めば、 「本を読んだけど頭に何も残らない」 といった事態を防ぐことができる。 人に話すことを前提にすると、 自然…

市場価値とは期待に応えること 「絶対に達成する技術 (永谷研一)」

仕事をする人は、 プロフェッショナルである必要がある。 プロフェッショナルは、 「自分は市場価値によって収入を得ている」 「市場価値がなければ給料はもらえない」 そういった考えを持っている。 そして、「市場」は変化する。 「市場」とは「お客様の…

脳は面白い毎日に反応する 「海馬―脳は疲れない(池谷 裕二 , 糸井 重里)」

脳において記憶を司る海馬。 海馬は刺激を与えると発達する。 海馬が発達することで、 物事の処理能力が増すという。 タクシードライバーの海馬を ある女性の研究者が調べたことがある。 タクシードライバーとそうじゃない人との 海馬を比べると、 タクシー…

より少なく、より良く 「エッセンシャル思考(グレッグ・マキューン)」

世の中には、 ありとあらゆるチャンスがある。 しかし、 本当に重要なことは めったにない。 あれもこれも完璧にしようと 欲張っていては何も手に入らない。 大切なことは、 より多くのことをやり遂げることではない。 少ない大事なことをやり遂げることであ…

人を動かす達人技 「人を動かす(D・カーネギー)」

友達を作る達人がいる。 我々を見つけると尾を振り始める。 なでてやると、夢中になって好意を示す。 何か高額のものを売りつけようとか、 結婚してもらおうとかいう下心はない。 働いてるわけでもないのに 人気者であるもの、 つまり犬のことだ。 犬は心理…

釣り針に自分の好物をつけるな 「人を動かす(D・カーネギー)」

イチゴミルクが好きな人が釣りをする。 彼は釣り針にイチゴミルクをつけるだろうか。 おそらくつけないだろう。 釣り針には魚の好物をつける。 釣りをするときに、 自分の好物のことを考える必要はない。 考えないといけないのは、 魚の好物である。 我々は…

効果的な循環 「頭がよくなる魔法の速習法(園 善博)」

「形式知」とは、 本を読んだり、人から聞いたりして 得た知識のこと。 「経験値」とは、 実際にやってみて、 その結果得られた知識のことである。 たとえば、子どもがテレビゲームをするとき、 説明書を読まずにとりあえずやりはじめる。 これは「経験知」…

1日を24時間と考えると失敗する 「フォーカス・リーディング(寺田昌嗣)」

優先順位をつけようとすると、 かえって優先するべきことが 後回しにされることがある。 たとえば、 1日に30分本を読もうと決めても、 目の前の用事が忙しくて ついつい後回しにしてしまう。 頭でわかっている優先順位を、 本当に実行するにはどうすればいい…

アホみたいに記憶を定着させる 「頭がよくなる魔法の速習法(園 善博)」

新しい記憶は、 脳の海馬でふるいにかけられ、 大脳皮質に貯えられる。 その際に、脳は 重要な記憶と重要でない記憶を 取捨選択していく。 海馬で重要でないと判断されたら、 その記憶は思い出せなくなっていく。 海馬に情報が貯えられる期間は 1ヶ月間であ…

97%はできないが 「フォーカス・リーディング(寺田昌嗣)」

できないことをできるようにする。 それがトレーニングの目的だ。 今できないことは当たり前であり、 そこでイライラしても意味がない。 重要なのは 97%の「できない感」よりも 3%の「できそう感」を探っていくことだ。 焦らず、くさらず、 コツコツと続けな…

プロセスにフォーカスせよ 「フォーカス・リーディング(寺田昌嗣)」

良いトレーニングは プロセスを大事にする。 トレーニングの過程で 必ず到達目標を設定するが、 大事なことは 各々の結果に一喜一憂しないことだ。 「できた!」と思った瞬間に 感覚が狂ってできなくなる。 「ダメだ!」と思った瞬間に 成功への手がかりが全…

うまくいっていない原因を探すからうまくいかない 「今日からお客様が倍増する売れる力学(佐藤昌弘)」

物事の結果がでないとき、 失敗した原因は何かを 考える人は多い。 だが、失敗の原因だけではなく 成功した要因は何か考えることは もっと大事なのではないか。 成功要因を分析することで 自分の強みがわかるし、 勝ちパターンも見えるからだ。 著者は、 お…

本当に欲しいもの 「史上最強の人生戦略マニュアル(フィリップ・マグロー)」

何事も、 目的と手段は混同しないほうがよい。 たとえば、 「高級車と給料のいい仕事」が 欲しい人がいるとする。 だが、 高級車や給料のいい仕事は、 それ自体が目的というより 目的に至る手段なのかもしれない。 高級車や給料のいい仕事は、 それらによっ…

人生は行動に報いる 「史上最強の人生戦略マニュアル(フィリップ・マグロー)」

人があなたという人間を知るための 唯一の手がかりは「行動」である。 人は、あなたの行動をもとに ほうびを与えるか 罰を与えるかを決めていく。 無益で無意味で、 後ろ向きな行動をとれば 悪い結果を得るだろう。 目的と意味のある 前向きな行動をとれば、…

やる気を出すコツ② 「海馬―脳は疲れない(池谷 裕二 , 糸井 重里)」

心理学の言葉に 「初頭効果」と 「終末効果」というものがある。 テスト時間内の最初と最後に 能率が上がるように、 あることのはじめと終わりには 仕事がはかどる、 というものだ。 それを利用すると、 たとえば1時間何かをやるにしても、 30分に2回あると…

やる気を出すコツ① 「海馬―脳は疲れない(池谷 裕二 , 糸井 重里)」

人は行動するときに 何らかの報酬を期待している。 その期待は 「達成感」のような 内発的なものも含まれる。 達成感がA10神経という 快楽に関わる神経を刺激して ドーパミンという物質を出させて やる気を持続させる。 達成感という快楽を味わうコツは、 「…

がんばると効果が落ちる 「フォーカス・リーディング(寺田昌嗣)」

速読で大事なのは、 「眼」と「意識」の使い方だと 著者はいう。 次の一文を読んでほしい。 「私たちが文を読むとき、視点は一文字ずつとらえながら動くのではなく、一定の幅でジャンプするように動きます」 今度はこの文を1文字ずつ視点でとらえながら、 …

正しさより大事なこと 「史上最強の人生戦略マニュアル(フィリップ・マグロー)」

アメリカでは知らな人はいないくらい 有名な司会者、オプラ・ウインフリー。 彼女が狂牛病について メディアを通じてその危険性を告発したとき、 牧畜業者を中心に いわれのない中傷と個人攻撃、 そして多額の賠償金を求めた訴訟を起こされた。 賢明で力があ…

べき乗の飛躍 「海馬―脳は疲れない(池谷 裕二 , 糸井 重里)」

人間の記憶には2種類ある。 一つは単なる記憶。 もう一つは自分で試してみて 初めてわかるような記憶。 本書では、前者を暗記メモリー、 後者を経験メモリーと呼ぶ。 野球のバッターの打ち方や、 困ったときの対処法、 アイディアの出し方、 こういたものは…

30歳を過ぎると頭がよくなる 「海馬―脳は疲れない(池谷 裕二 , 糸井 重里)」

人の脳は30歳を境に 別の働きを始めるという。 30歳になるまでは あらゆるものを記憶しながら 脳を構築していく。 そして30歳を過ぎると、 今まで記憶した物事を 「つなげる」力が飛躍的に増す。 具体的には、 今までの経験を活かしながら 一見関係ないもの…

1センチ余分に進む 「思考は現実化する(ナポレオン・ヒル)」

人から評価を得るために 一番手っ取り早いのは 「1センチ余分に進む」ことだ。 これは、今与えられている給料や 報酬以上のサービスをすることである。 報酬以上のことをすることで、 奉仕の精神やサービス精神が身につく。 また、仕事に熟達することもでき…

自分を動かす 「頭がよくなる魔法の速習法(園 善博)」

「~するべき」よりも 「~したい」という言い方のほうが 目的を達成しやすい、という説がある。 「勉強するべきだ」 「勉強しなければならない」という言い方は モチベーションが上がりにくい。 また、思い通りにいかなかったときに 挫折しやすい。 「勉強…

知らないことを先に把握する 「頭がよくなる魔法の速習法(園 善博)」

大人が小学生の「社会」の 教科書を読むとする。 大人であれば滞ることなく スラスラ読めるであろう。 大人にとっては 小学生の教科書には 読めない漢字も 難しい言葉も使われてないからだ。 また、大人は「社会」の勉強を 既にしている。 その知識と照らし…

一時的敗北 「思考は現実化する(ナポレオン・ヒル)」

自己否定する人は 失敗を恐れる。 失敗してしまうと 「やっぱり自分はダメなんだ」と 思ってしまうからである。 しかし、成功するためには 失敗は不可欠である。 動物実験においても、 慎重なネズミよりも 失敗しながら試行錯誤するネズミのほうが 早く餌に…

次のステージへ 「販売の神様ブライアン・トレーシーの私の営業方法をすべて公開します(ブライアン・トレーシー)」

人は自分の思っている通りの自分になる。 たとえば、年収を10万ドルにしたければ 年収10万ドルのセルフイメージを 身につける必要がある。 セルフイメージを新しくするコツは 現実を見ることだと著者はいう。 著者が年収3万ドルのとき、 いきなり目標年収を3…

人は本質的に変われる 「海馬―脳は疲れない(池谷 裕二 , 糸井 重里)」

脳の記憶の仕方にとって、 大切な特色は「可塑性」である。 可塑性とは、個体に力を加えたときに 形が変わったままでいる性質である。 粘土を指で押すと、 形がくぼんだままになる。 これは可塑性である。 ボールを指で押して変形させても 指を離すと元に戻…

セルフイメージを変える 「非常識な成功法則(神田昌典)」

どんなに優れた目標を作っても 実現しないことがある。 その原因はセルフイメージであると 著者はいう。 自分は凡人だというイメージを持っていると 成功者になることはできない。 なぜなら成功しても自分では気づかないからだ。 たとえ他人からは「すごいで…