百武日記

自信がない人が自信を持って生きるためにはどうすればよいか。日々考えたこと、学んだことを記録し、自分の武器にする。

2016-03-01から1ヶ月間の記事一覧

力相応に一番になる 「思いが実現する船井幸雄の60の言葉(佐藤芳直)」

1番と2番の差は、2番と100番の差よりも大きい、という。 日本で1番高い山は誰でも富士山と答えられるが、 2番目に高い山を答えられる人は少ない。 だからこそ何かの分野で1番になることは重要なことだ。 では、自分には1番になれる力がない、と思っている人…

勉強が得意な子供に育てる方法 「思いが実現する船井幸雄の60の言葉(佐藤芳直)」

ある進学塾のコンサルティングの中で 勉強のできる子になる簡単な方法を著者が聞いた。 まず母親が、小学校入学から三週間は家にいること。 そして子供の帰りを待つ。 帰ってきたら「勉強しなさい」とは言わない。 まず、ランドセルの中の教材を全て出させて…

効率は思いやりから生まれる 「思いが実現する船井幸雄の60の言葉(佐藤芳直)」

定物定位置とは、いつも使うものを決まった場所に置くことだ。 成功する人はこの定物定位置を必ず守る。 根底には「次に使う人のことを考える」という思いやりがある。 ハサミを使ったら、次の人がすぐに使えるように元の位置に直す。 カッターで粘着テープ…

成長の必要経費 「抜く技術 (上原春男)」

株式投資や為替取引などでは、損切りができて初めて一人前と言われる。 損切りとは損を出したまま勝負を降りることだ。 損を取り戻そうとして、かえって傷口を広げてしまうこともある。 それ以上損を拡大させないために、 思い切って損切りの決断が必要なこ…

意識してやっていたことを無意識にする 「仕事で遊ぶナンバ術(矢野龍彦・長谷川智)」

頑張るという言葉には、踏ん張り感が含まれている、と著者は言う。 身体も心も、踏ん張っていては効率が悪くなる。 余計な力を使うことになるからだ。 むしろ踏ん張らずに軽々と動いたほうが効率がよくなることもある。 ゴルフのドライバーを軽く振っただけ…

何に対して恥ずかしくなるべきか 「仕事で遊ぶナンバ術(矢野龍彦・長谷川智)」

日本は恥の文化だといわれる。 こんなことして恥ずかしい、と思うとき それは何に対して恥ずかしいのだろうか。 おそらく「他人」に対して恥ずかしいと思うのではないか。 では、他人が誰もいないときには何をやってもいいのだろうか。 当然良くはない。 「…

ナイスプレーはありましたか 「仕事で遊ぶナンバ術(矢野龍彦・長谷川智)」

スポーツ中継を見ていておかしいと思うことが著者にはあるという。 解説者は試合が始まる前は試合の勝ち負けを予想屋のようによくしゃべる。 そして、試合が終われば結果に対して評論家のようにしゃべる。 ところが試合の中で見られるプレーが良いのか悪いの…

武豊の考えるべきこと 「仕事で遊ぶナンバ術(矢野龍彦・長谷川智)」

注目されるとプレッシャーを感じる人がいる。 これだけ見られている中で失敗したらどうしよう、と考える人がいる。 大勢のギャラリーの中でのプレッシャーには どう対処すればいいだろうか。 伝説のジョッキー、武豊は一番人気の馬に乗ることにこだわってい…

GREATから始めよ 「たった5秒思考を変えるだけで仕事の9割はうまくいく (島原隆志)」

人は褒められるとモチベーションが高まる。 著者によれば欧米人は褒めるのが上手らしい。 「あなたは貴重な人材だ」「あなたの潜在能力の高さには一目置いている」など 相手を必要とする理由を明確に伝えてくる。 もちろんリップサービスもあるのだろうが、 …

ペインポイントをつけ 「結果は行動する前に8割決まる (金田博之)」

優れたプレゼンは人を引き付ける。 人は自分が直面している悩みや課題の解決策が提示されたとき、 最も興味をそそられ他人の話にのめりこむ。 どんなに精巧な図や文章を並べられても、 「こういう悩みはありませんか」と気持ちをこめて語られたほうが、 「そ…

モチベーションを自分で保とうとしない 「結果は行動する前に8割決まる (金田博之)」

常にモチベーションを高く保ち、元気でいるのは難しい。 誰だってモチベーションは浮き沈みする。 仕事でも責任が重くなるにつれてプレッシャーも増加する。 モチベーションは下がっていくのは自然なことだし、 それを自分のみでどうにかしようとしてもうま…

健康のためには健康を意識しない 「仕事で遊ぶナンバ術(矢野龍彦・長谷川智)」

日常生活では嫌なことや苦しいことが多い。 そういうことがストレスになって身体が危機を感じる。 人間の身体は危機に対して脂肪を蓄えて それをいざというときのエネルギー源にしようとする。 つまり、ストレスが多いと身体に脂肪がつきやすくなる。 だから…

「そのうち慣れる」のではなく  「結果は行動する前に8割決まる (金田博之)」

昇進、異動、転職など新しい環境や仕事になったときには 「そのうち慣れるだろう」と楽観的に考える人が多い。 しかし、著者は「そのうち慣れる」のを待つのではなく 「早く慣れる」ためにはどうすればいいかを考えるべきだと主張する。 海外と日本を比べた…

矛盾を心に抱えておけるか 「雑菌主義宣言!(斎藤 孝)」

国語は答えが一つに限定されないから面白くない、と言う子供がいる。 算数は答えが一つで、はっきりしているから好きだと言う。 しかし、現実社会では答えが一つということなどほとんどない。 白でも黒でもない、グレーの状態の中で、自分で答えを導かなけれ…

受けた指示をただこなすのか 「たった5秒思考を変えるだけで仕事の9割はうまくいく (島原隆志)」

精肉売り場で儲かる肉は何だろうか。 かたまりの肉、ステーキ、焼き肉、薄切り肉などいろいろあるが、 一番儲かる肉は「薄切り肉」だそうだ。 かたまりのブロック肉が100グラム200円だとすると、 ステーキは100グラム298円、焼き肉用の肉は398円、 薄切り肉…

期待に応えると負ける  「お金と才能がないほど成功する52の方法 (中谷影宏)」

オリンピック選手で金メダル候補の選手は たいていメダルが取れない。 意外とノーマークの選手が取ることがある。 期待されて選ばれた選手は、金メダルを取るのが当たり前のように思われる。 そのプレッシャーが時に選手の実力を発揮できなくさせる。 それほ…

がんじがらめを打ち破るには 「たった5秒思考を変えるだけで仕事の9割はうまくいく (島原隆志)」

的外れな仕事をする人は、規制や制約を理由に言い訳を考える。 仕事のできる人は、規制や制約で前に進めないときは まったく別の発想を打ち出したり、計画を変更したりする。 成果を出すにあたって「リセットしてみる」ことをいとわないのだ。 「リセットす…

努力しても前に進まない 「お金と才能がないほど成功する52の方法 (中谷影宏)」

うまくいかない人ほど「私は努力している」と言う。 具体的にどうしているのかを聞くと「がんばっています」と言う。 どうがんばっているのか聞くと「一生懸命やっています」と言う。 「努力」「がんばる」「一生懸命」という表現は抽象的である。 具体的な…

仕事を止めるな  「たった5秒思考を変えるだけで仕事の9割はうまくいく (島原隆志)」

自分の抱えている仕事が進んでないとき 不安で落ち着かない自分がいる。 とにかく仕事は前に進めたほうがいい。 仕事を皿回しに例えるなら、 仕事の成果が出る人は同時に何枚も皿を回している。 「私は1枚の皿しか回せません」と言う人は評価が低くなる。 会…

仕事を追いこすには (仕事に追われない) 「たった5秒思考を変えるだけで仕事の9割はうまくいく (島原隆志)」

企業研修で、研修生が遅刻して入ってきたとする。 そのときに「あ、入ってきた」と見守るスタッフもいれば、 すばやく空いている席に案内し、資料を渡すスタッフもいる。 進行の具合を見ながらホワイトボードに書かれた文字を消すスタッフもいれば、 指示を…

純粋培養は弱い 「雑菌主義宣言!(斎藤 孝)」

このシビアな時代を生き抜くには、精神の強さが必要になる。 これからの時代に必要なのは「雑菌主義」だ、と著者は言う。 自分にとって不愉快な雑菌的なものを拒否し、排除して生きるのではなく、 あえて積極的に自分の中に取り込んで、自己免疫力を高める。…

いいものは売れない 「気絶するほど儲かる絶対法則 (石原明)」

ものはなぜ売れるのか。 著者がある社長に尋ねたところ、 その社長は「いい商品だったら売れる」と言った。 著者が「では、社長の会社の商品が売れてないということは、ものがよくない、 ということでしょうか?」と言ったところ、 「いや、そんなことはない…

仕事に恐怖を抱きながら働く 「ここ一番に強くなれ (三田紀房)」

ここ一番の大舞台に強い人は、必ずしも豪快で単細胞な人ではない。 むしろ驚くほど繊細で、臆病なひとほど本番に強い。 もともと人間は臆病だ。 脳科学によると、人間を含む動物のもっとも原始的な感情は「恐怖」である。 天敵に会ったときに瞬間的に恐怖を…

失敗とは「普通」ができないこと 「ここ一番に強くなれ (三田紀房)」

どんなに練習をがんばっても、本番で発揮できなければ意味はない。 だから本番でどれくらい自分の力を発揮できるかが勝負の分かれ目になる。 だから誰もが気負って、本番で普段の120%の力を発揮しようとする。 甲子園の決勝戦で逆転ホームランを打つような …

全ての仕事は「やればできる」レベル 「ここ一番に強くなれ (三田紀房)」

電車に乗っていると、ロクでもないおっさんに出くわすことがある。 よれよれのスーツを着て、ボロボロの靴を履いて、 酒臭い息を吐きながらスポーツ新聞のアダルト欄を読んでいるようなおっさん。 どうみても「できるビジネスマン」には見えない。 多くの人…

潜在能力は実力ではない 「ここ一番に強くなれ (三田紀房)」

潜在能力を引き出せば、どんな願いでもかなう。 人間の脳は10%しか使われておらず、残りの90%の力を引き出せば とんでもない成功が待っている。 そういった「夢の潜在能力」は全て嘘だ、と著者は断言する。 「実力はあるんだけど、なかなか本番で発揮できな…

「うちの客」は倒産シグナル 「ビジネスは客数×客単価×購入回数だけで出来ている(渡邉 健太郎)」

商店街の小売店の社長が「あの人はうちの客だ」という言い方をしたり、 お客様に裏切られたと文句を言ったりしているのを聞くと、 著者はびっくりしてしまう、という。 「うちの客」、これは倒産シグナルと判断される。 「うちの客」などいない。そんなもの…

角をたてない人はスキがない 「抜く技術 (上原春男)」

剣道では、上段者になればなるほど力を抜くことに長けるそうだ。 かまえらして自然体でリラックスしていて、そのくせどこにもスキがない。 体のどこにも力が入ってないから一見スキだらけに見える。 しかし、いざ打ち込もうとするとどこにも死角がない。 こ…

欲しいものに、あえて遠回りして近づく 「抜く技術 (上原春男)」

研究者には、研究費などの予算を獲得しなければならない。 夢やプランを語って、それにお金を出してもらわなければならない。 著者が予算獲得に奔走していく中で得た教訓は、 お金が欲しいときに「お金が欲しい」ということだけを強調しないほうがいい、 と…

洪水に負けない堤防 「抜く技術 (上原春男)」

佐賀県の佐賀平野は水量豊かな川に恵まれた肥沃な土地である。 反面、そうした地域は水害にあいやすく 佐賀も昔から何度も洪水被害に見舞われてきた。 水害防止の基本は、川の堤防を高くしたり、堤防の強度を上げて あふれる水をせきとめる点にある。 佐賀で…