百武日記

自信がない人が自信を持って生きるためにはどうすればよいか。日々考えたこと、学んだことを記録し、自分の武器にする。

2015-12-01から1ヶ月間の記事一覧

「変わりたい」と「変わる」は違う  「線と面の思考術 (袖川芳之)」

よほど運のいい人でない限り、世の中うまくいかないことが多い。 世の中がうまくいくものだと思っていると、うまくいかなかったときに 原因や責任を他人に求めたり、あるいは自分に自信がなくなったりする。 それならばいっそのこと「世の中うまくいかなくて…

カメがウサギに負ける現実 「がなり流!(高橋がなり)」

真面目で素直なヤツのことを、高橋がなりは面と向かって「カメ」と呼ぶ。 カメのことは別に嫌いじゃない。 しかし、著者によればカメは「一生懸命やっていれば、いつかは報われるはず」と 強く思いすぎているところがある。 詰まるところ、それは、今の自分…

上司の「急ぐな!」は「でも急げよ!」  「がなり流!(高橋がなり)」

「何かいまいちモチベーションが上がらない」と言う人がいる。 著者に言わせれば、給料をもらって仕事をしているのに、 モチベーションがどうのこうのと言っている時点でプロではない。 モチベーションは言い訳として使われることが多いのである。 そもそも…

マネーの虎でお金を出させるには 「がなり流!(高橋がなり)」

31~34歳の頃の著者が成立させた主な企画は、 そっくりさんパブ、ビーチバレー、ダイヤルQ2、プチ丼、 ポップアーティストTシャツ、スノーボードショップといったものらしい。 成立というのは、「マネーの虎」で言うところのマネー成立である。 著者の企画案…

成功童貞の抜け出し方 「がなり流!(高橋がなり)」

結果の出ない時間の使い方は無駄である、と著者は言う。 時間の使い方で重要になるのは、目標である。 彼は「目標」「予想」「期限」の3つに明確な定義がある。 10年~20年先を見据えた長期的なものだけを「目標」と呼ぶ。 3~5年先に向けた中期的なものを「…

上司を操り、部下の目を気にするのが正解 「がなり流!(高橋がなり)」

「こんな上司の下で働くと、得することより損をすることが多そうだ。」と、 自分なりに上司を評価し、頑張ることを避けて力の出し惜しみをする。 これでは巨人の星に出てきた「大リーガー養成ギブス」の装着を避け、 楽なトレーニングを選んでいるのと変わら…

女は「有る」 男は「成る」  「身体は何でも知っている(三枝誠)」

男は強くて女は弱い。そんな固定概念が昔からあるが、 「身体は何でも知っている(三枝誠)」によるとそうではないらしい。 身体や精神の構造からすると、女は強くて、男は弱い。 そして、女は放っておいても自然と女性になる仕組みがあるが、 男は自然と男…

"肌の幸福度”を高めると、人生も幸福になる 「身体は何でも知っている(三枝誠)」

日本語には「肌が合う」「肌で感じる」「肌を合わせる」「ひと肌脱ぐ」「肌を許す」 「親分肌」「姉御肌」「職人肌」など、肌にまつわる言葉が多い。 著者によると、皮膚というのは人間が思っている以上に さまざまなことが記憶されている書庫のようのもので…

美人は決意で作られる 「身体は何でも知っている(三枝誠)」

美人を決定づけるものは何だろうか。 「身体は何でも知っている(三枝誠)」によれば、2つのポイントがある。 1つは単純に形が整っていること。いわゆる見た目がそのまま美人であることだ。 だが、この条件に当てはまってなくても美人に見えることはある。 …

「飲む・打つ・買う」を通して人間性を磨く 「身体は何でも知っている(三枝誠)」 

人間関係とは結局のところ気の交流である。 人との付き合いは「気を使い」、「気を配る」ものである。 一見合理的に行動してそうな現代の若者ですら、 携帯に来たメールにどれだけ早く返すかで友情の度合いが決まるそうだ。 つまり、人間関係の維持とはどれ…

いきなり正解を出すのが正解ではない 「頭の回転が速い人の話し方(岡田斗司夫)」

温泉旅行に行って、みんなで卓球をするとする。 ここでいきなりスマッシュを打って勝とうとしても面白くない。 卓球で楽しいのはラリーが続いている時だ。 会話も同様である。できるだけ長く続く会話のほうが楽しいのである。 そっけなく返事したり、「それ…

小さな子供に勝って嬉しいのか  「頭の回転が速い人の話し方(岡田斗司夫)」

相手を動かしたい時に、議論にでねじ伏せてもうまくいかない時がある。 人間は自分が正しいと思っていることを論理的に否定されても、 最初の自分の信念に固執し、無理やり正当化しようとする。 だから議論に勝っても、「俺っていいこと言ったな」と 自己満…

まず客を起こす 「頭の回転が速い人の話し方(岡田斗司夫)」

音楽の演奏は、出だしの第一音で決まるそうだ。 「頭の回転が速い人の話し方(岡田斗司夫)」においても、 講演の成功の決め手は、事前に準備よりもむしろ「入り方」であるらしい。 「入り方」というのは、柔道で言えば組手争い、相撲での立会いみたいなもの…

行動面で方言と標準語を使い分ける 「頭の回転が速い人の話し方(岡田斗司夫)」

昔の自動車は各国の各メーカーによってデザインがバラバラだった。 ウインカーやワイパーのスイッチ、ペダルの位置などが全然違っていた。 しかし今は、右ハンドルか左ハンドルかの違いはあるが、 外国でレンタカーを借りても支障は出ない。 世界中の車が、…

営業マンは断ることから覚えると危ないかも 「絶対達成する部下の育て方(横山信弘)」

「絶対達成する部下の育て方(横山信弘)」での 営業のポイントはお客様との接触回数である。 何回もお客様に会って、話をして、信頼関係を築いてから商談に入る。 信頼関係がない人に売り込まれても絶対に買わないからだ。 営業は社内にいてはいけない。と…

最低でも目標を100%達成する人は結局 「絶対達成する部下の育て方(横山信弘)」

「絶対達成する部下の育て方(横山信弘)」には 「最低でも目標を達成する方法」が載っている。 最低でも目標を達成するためには、 目標未達成のリスクヘッジをするためにあらゆる対策を行う必要がある。 本書は営業について書いており、 当てにしていた案件…

"すぐに結果が出ないから" はやらない理由にならない 「絶対達成する部下の育て方(横山信弘)」

「絶対達成する部下の育て方(横山信弘)」には、 最低でも目標を達成する部下の育成方法が載っている。 そのポイントは2つある。 1つは昨日のブログに書いた「目標に焦点を合せる」ことである。 もう1つは「行動量を圧倒的に増やす」ことである。 人や組…

朝9:00に出社できる人は目標を達成する  「絶対達成する部下の育て方(横山信弘)」

直近2年間で1万枚のアンケートを分析したところ、 営業の80%が「目標予算に焦点が当たっていない」ことが判明した。 例えば、著者がある会社にコンサルティングに行った初日、 会議室に集まった営業に一人づつ目標予算と見込みを発表してもらったところ、 誰…

場に溶け込むと勝てる 「勝負哲学(羽生義治・岡田武史)」

西洋の成功法則は「力を入れる」やりかたであるが、 日本人に会う成功法則は「力を抜く」やりかたである、という説を最近知った。 例えば西洋の格闘技やスポーツは力を付けることが重要で 筋肉ムキムキが強い、というイメージである。 それに対して日本の古…

まず四つの香車を確認しなさい 「勝負哲学(羽生義治・岡田武史)」

「全体を見る」「俯瞰で見る」といったことが大事だとよく言われる。 もちろん言うまでもなく大事なことである。 それを羽生名人や岡田前監督はどのようにとらえているのだろうか。 岡田前監督が、ライフル射撃の日本代表監督から聞いた話がある。 弾を的に…

先にミスをするのと 後にミスをするのと どちらが有利か 「勝負哲学(羽生義治・岡田武史)」

サッカーだろうが、将棋だろうが、人間の行うことは何にでも ミスがつきものである。 ミスに関して本書では述べられているのだろうか。 岡田元監督は言う。 「サッカーにおいて、マスコミや評論家は勝った負けたの原因をシステムとか戦術論に 求めたがるけど…

データがなくても、データだけでも勝てない 「勝負哲学(羽生義治・岡田武史)」

本書は一流の将棋棋士とサッカー前日本代表監督の対談本である。 勝負の世界の怖さを知り尽くした二人の対談は、 「論理と直感の関係」の話から始まる。 勝負においては、ロジックやデータを積み重ねるほど、 それだけではカバーしきれない直感やひらめきと…

問題は主導権を握ってないこと 「ウラ目の法則 (西田文郎)」

社会に操られている人と、社会を操っている人がいる。 仕事に操られている人と、仕事を操っている人がいる。 恋人に操られている人と、恋人を操っている人がいる。 お金に操られている人と、お金を操っている人がいる。 お金を操っている人はどんどん資産を…

結婚と就職は必ずウラ目が出る 「ウラ目の法則 (西田文郎)」

斎藤一人は「夫婦はこの世で一番相性が悪い者同士がくっつく」と言った。 「ウラ目の法則 (西田文郎)」においても 「結婚はウラ目の法則の極み」という記述が出てくる。 お互いに「この人いいな」と思って結婚しても、 結婚したあとでは「こんなずじゃなか…

『正しい間違い』と『間違った正しさ』  「ウラ目の法則 (西田文郎)」

人のタイプを「ウラ目の法則 (西田文郎)」に従って分類すると 下記の通りになる。 行動 結果 未来 A「正しい」ことを実行 → 「正しい」結果 ・・凡人タイプ B「正しい」ことを実行 → 「間違い(ウラ目) 」の結果・・有望タイプ C「間違った(ウラ目)」ことを…

最高のオタマジャクシとカエルの違い「ウラ目の法則 (西田文郎)」

私が読んできた自己啓発やビジネス書の中には2つの説があった。 「長所を伸ばす」「得意なことをやる」「できることだけに専念する」という説と、 「短所を直す」「苦手を克服する」「できないことをできるようにする」という説だ。 感覚的には割合は前者が7…

頑張っているのに成果が出ないのはチャンス 「ウラ目の法則 (西田文郎)」

よかれと思ってやったこと 一生懸命考えて努力してやったこと 間違いないと思ってやったこと そういったことが不思議なくらい「ウラ目」に出ることがある。 再就職して意気揚々と働いていたのに、窮地に立ってしまった。 希望の大学に入学できたのに、就職先…

理由がわからないとイライラする  「スーパーポジティブシンキング(井上裕介)」

人間誰しも失敗する。 仕事でミスして怒られることは誰にでもある。 「スーパーポジティブシンキング(井上裕介)」によれば 自分が心配したとき、上手に怒られることが大事だということである。 怒られるのは成長するチャンスである。 「お前のそういうとこ…

期待されると成長する 「スーパーポジティブシンキング(井上裕介)」

殻を破って成長するためには何が必要だろうか。 「スーパーポジティブシンキング(井上裕介)」によると 「周囲の人に期待してもらうこと」が重要である。 人に期待される何かがあり、かつその期待に応える自分になれば 確かに殻を破ることはできる。 では期…

自分にとって「普通のこと」が得意なこと 「スーパーポジティブシンキング(井上裕介)」

「長所を伸ばすとよい」とよく言われる。 このブログでも言ってきたし、 「スーパーポジティブシンキング(井上裕介)」でも言及されている。 著者はネタを考えるのが苦手だったので全部相方に任せた。 自分は一切ネタを考えない。 その分自分の役割であるツ…