百武日記

自信がない人が自信を持って生きるためにはどうすればよいか。日々考えたこと、学んだことを記録し、自分の武器にする。

2016-05-01から1ヶ月間の記事一覧

目標は大きい方がいいのか 「会社に左右されない仕事術(三田紀房)」

パン屋を経営する男が3人いたとする。 彼らはそれぞれ次のような目標をたてている。 A「世界一のパン屋を目指そう!」 B「日本一のパン屋を目指そう!」 C「町でいちばんのパン屋を目指そう!」 彼らの中で、最も大きな成功を手に入れるのは誰だろうか。 よ…

ゆとりのある人生は、忙しさの中にある 「たった1行の成功法則 (竹村健一)」

年中忙しく働いていて、休みさえままならない人がいる。 そういう人が、「いまは忙しくて何もできないが、老後はのんびりと ゆとりのある人生を送りたい」と言ったとする。 この人は「ゆとりのある人生」をおくれるだろうか。 仕事を引退し、暇ができたとき…

ちょうどよかった 「ほめる あやまる 感謝する ですべてうまくいく(中谷彰宏)」

相手との会話が苦手な人は、そもそも自分との会話ができていない。 人は相手と会話をする前に、必ず自分の内面と会話をしている。 たとえば、デートを約束していたとする。 仕事も断って、わざわざ忙しい時間を開けておいたのにドタキャンされてしまった。 …

何メートル離れたところから挨拶できるか 「あなたのサービスが伝説になる(中谷彰宏)」

アメリカにあるウォルマートというスーパーマーケットには 「10フィート・アティチュード」というルールがある。 日本流に言えば「3mルール」という考え方で、 3m以内に入ったら、自分のお客様というルールである。 サービスできる距離の長さでその人のサー…

「次は気をつけろ」で、またミスする 「人は暗示で9割動く! (内藤誼人)」

部下が何かミスをしたとき、 「今回はいいが、次は絶対ミスせずに頑張れ」みたいに励ます上司がいる。 よくあるセリフではあるが、こういうハッパをかけると、 たいていの部下は同じ間違いを繰り返す。 「ミスするな」と言われるとミスをするのが人間なのだ…

実はやりたくないことをやる人が夢をかなえる 「がなり説法(高橋がなり)」

実のない、量だけ多い、見た目はおしゃれだが「何が言いたいの」という企画書。 当然そんな企画書は評価されない。 著者によれば、アダルトビデオとは「刺激を売っているビデオ」である。 「エロ」ではなく「刺激」である。 ずっと同じ所を突っついていると…

リスク社会を生き抜くために 「がなり説法(高橋がなり)」

高橋がなりは、SODを立ち上げるまでに2回会社を潰していた。 そのどん底の時期は自分にとって良い人生経験になったという。 だからSODの経営が順調に運び始めたとき、 彼は自分と同じ経験をしている元経営者をパートナーとして率先して採用した。 ところが…

失敗を自慢できますか 「がなり説法(高橋がなり)」

既得権益を守ろうと、若手の邪魔をする奴。 リスクや失敗を恐れて行動しない奴。 自分では何もチャレンジしない評論家みたいな奴。 こういう人が好きなのが、「失敗を繰り返しながらも成功した話」である。 自分は苦労や痛みを味わうことをせず、感動だけを…

ネアカとネクラ問題 「タモリと戦後ニッポン(近藤正高)」

「ネアカ」「ネクラ」という言葉は、 タモリのオールナイトニッポンでの発言が発端となっているそうだ。 そのタモリの発言が考えさせられる内容だったので、 少し長いが抜粋する。 「長い間、オレは人を判断する基準というものがわからなかった。 この業界に…

八分目の信頼関係 「たった1行の成功法則 (竹村健一)」

人と信頼関係を結ぶときは、その信頼関係に完全さを求めないほうがよい。 自分は相手の要求に100%応えるから、相手も自分の要求に100%応えてくれ」という 完全な信頼関係は長続きしない。 精神科医の斎藤茂太は「夫婦関係にしても友人関係にしても、100%の信…

成功するバカと失敗するバカ 「不器用な人ほど成功する (中谷彰宏)」

今の自分の状態に満足していないとして、 「世の中は不公平だ」と文句を言っているうちは、永久に満足できない。 「世の中は平等にうまい具合にできている」と思えるようになって 初めて成功の扉が開くものだ。 世の中は平等だと思わない人は、うまくいかな…

不眠症で悩まない 「道は開ける (D・カーネギー)」

ほとんど眠らなくても生きていける人もいれば、 10時間以上眠らないと生きていけないような人もいる。 睡眠は必ずしも必要ではない、という実例もあるようだ。 自分が不眠症だからといって気に病む必要もない。 むしろ、不眠症について悩むことは、 不眠症そ…

人は必ずなんとかなる 「斎藤一人 天が味方する引き寄せの法則 (柴村恵美子)」

とんちで有名な一休さんが、死ぬ前に残されたお寺の人たちに 「よくよく困ったらこのふたを開けなさい」と言って、一つの箱を残した。 その後大変なことが起こったときに、お寺の人がその箱のふたを開けてみたら、 中には1枚の紙が入っていた。 その紙には「…

まず悩みを軽減する 「道は開ける (D・カーネギー)」

私自身は無宗教だが、宗教が人間の心を安定させるというのは一理あると思う。 いきすぎた原理主義は人に害をもたらすが、健全な宗教は精神に有益である。 あらゆる問題を神に訴えて、すべてを神の意思に任して祈る。 そうすると、心が落ち着いて冷静に行動す…

自分の機嫌は自分でとる 「斎藤一人 天が味方する引き寄せの法則 (柴村恵美子)」

幸せのコツは、自分で自分の機嫌をとることである。 負のオーラが漂っている人は、何をやってもうまくいかない。 マイナスからプラスは生まれない。 自分をまず、プラスの状態に持っていくことが大事だ。 そこで重要なのが、自家発電で自分を楽しくすること…

今の状況のままで幸せになる 「斎藤一人 天が味方する引き寄せの法則 (柴村恵美子)」

聖書には「与えなさい。そうすれば、あなた方にも与えられます」という言葉がある。 もちろん、大前提として人は自分が持ってないものを与えることはできない。 同じく聖書には「持っている者はさらに与えられて豊かになり、持たない者は持ってい るものまで…

2週間でうつを治すには 「道は開ける (D・カーネギー)」

アドラー心理学で知られる、精神分析医のアルフレッド・アドラーは うつ病の患者に対して「この処方通りにしたら2週間できっと全快しますよ」と ある方法を紹介していた。 うつ病とは、他人に対する長期に及ぶ憤怒、非難のようなものだと アドラーは述べて…

レモンを手に入れたら、レモネードを作れ 「道は開ける (D・カーネギー)」

「人間の驚嘆するべき特質の一つは、マイナスをプラスに変える能力である」と 心理学者アルフレッド・アドラーは述べている。 人間は与えられたものを活かすしか無い。 マイナスが与えられたのなら、どうにかしてそれを活かすしか無い。 人生の贈り物がレモ…

人間関係の第一歩は 「たった1行の成功法則 (竹村健一)」

日本では、最初に当たりさわりのない話をして、 相手の反応を探りながら、少しづつ話の核心に触れていくことが多い、 いきなり自己主張することは、無作法とされてきた。 ところが、仕事の場で相手と話す時間がそれほどでないのに クドクドと外堀から攻めて…

みじめな気持ちになる秘訣 「道は開ける (D・カーネギー)」

人間はあまり忙しくないと、心が真空の状態になりやすい。 物理学によれば、自然は真空を好まない。 心も同じように空虚な状態を好まない。 そこで空っぽの心を感情で埋めようとするのだ。 特に、悩み・恐怖・嫉妬・憎悪といったマイナスの感情は 強いエネル…

賢者には毎日が新しい人生である 「道は開ける (D・カーネギー)」

キリスト教のお祈りでは「私達の日ごとの食べ物を今日もお与えください」という。 ここでのポイントは「今日の」食べ物のみを求めている点だ。 この祈りは、昨日仕方なく食べた古いパンのことで不平を言ってるのではない。 また、「私はどのようにしてパンを…

大人のポジティブシンキング 「40歳の教科書NEXT自分の人生を見つめなおす」

ハートは熱く、頭は冷静に(ホットハート・クールマインド) これはもともと経済学者の言葉を借りた表現で、本来の意味とは違うが、 著者はこの言葉こそ大人がポジティブになれるフレーズだという。 「ハートは熱く」これは「自分だまし」のことである。 自…

あの人があきらめない理由とは 「40歳の教科書NEXT自分の人生を見つめなおす」

40歳を過ぎてから「将来プロ野球選手になろう」と思う人は中々いない。 これくらいの年代になると、子どものような夢を抱くポジティブな気持ちが衰え、 「無力感」を心に抱くようになるという。 無力感はある日突然やってくるものではない。 人は、長いこと…

勉強はお金を「払って」ではなく、「もらって」するもの 「残念な人の仕事の習慣 (山崎将志)」

経営に行き詰まったスキー場「アルツ磐梯」を星野リゾートが運営することになった。 星野リゾートの星野佳路社長は スタッフのサービス意識を改善がポイントだと考えた。 そこで考えだされたサービスが レストランのカレーに「おいしさ保証」をつけることだ…

嫌われても仕方がない 「本気の3日間であなたは変わる (中谷彰宏)」

真剣に叱られた時に、「全人格を否定された」と思って立ち直れなくなる人がいる。 こういう人には、叱る方も逆恨みされたくないから何も言わなくなる。 本来「これはこうしたほうがいいよ」というのはアドバイスなのだが、 叱られた経験がない人は、何がアド…

美人はトータルで決まる 「本気の3日間であなたは変わる (中谷彰宏)」

キレイになろうと「必死な」女性は、欠点だけを何とかしようとする。 本気でキレイになりたいと思う人は、全体のバランスで勝負する。 テレビやファッション雑誌は「アップ」の世界である。 アップで見て、美人かブスかを判断する。 だからキレイになりたい…

一人で完璧にしようとするのは子どものやること 「40歳の教科書NEXT自分の人生を見つめなおす」

心の鍛え方には2種類あるという。 ひとつは「子どもの心の鍛え方」 もうひとつは「大人の心の鍛え方」である。 子どもが成長していく過程では、4つのポイントが重視される。 まず「我慢する」ということだ。 トイレや、公共の場で騒がないとか、 遊んでばか…

この記事は読まないでください 「スタンフォードの自分を変える教室 (ケリー・マクゴニガル)」

1985年、トリニティ大学にて実験が行われた。 17名の学生が突然ある考えにとりつかれ、頭から追い払えなくなった。 必死になって他のことを考えようとしても、必ず意識の中に戻ってくる。 それは「シロクマ」だった。 学生は「シロクマ」のことがどうしても…

自分に厳しくしても意志力は強くならない 「スタンフォードの自分を変える教室 (ケリー・マクゴニガル)」

何かを成し遂げる意志力。 この意志力を強くするには自分に厳しくあらなければならない、と思われがちだ。 しかし、数々の研究により、この理論は間違っていることが明らかになっている。 自己批判はつねにモチベーションや自己コントロールの低下を招く。 …