物怖じする場所へ 「品のある人、品のない人(中谷彰宏)」
ホテルで食事をしようとすると気を使う。
ちゃんとした格好で行かなければならないからだ。
無理してそういうところに行かなくてもいいのだが、
品のいい人になるためには、
あえてそのような物怖じする場所に行くのが有効だと著者は言う。
人間は背伸びをしなければ背が高くならない。
高級な店に行くと緊張する。
「自分は浮いてしまっている」と恥ずかしくなる。
そうした緊張を通して、その人の品が成長する。
いつも行き慣れた場所。
いつもと同じメンバー。
いつもと同じ仕事。
いつもと同じことをするのは安心できる。
不慣れな場所や、初対面の人、初めての仕事は緊張する。
しかし、そういった経験は普段の生活からは出てこない発見を生む。
意識して物怖じするような不慣れな場所に行く機会を作ってはどうだろうか。
自分の発想が広がるし、自分の基準も上がるだろう。
そうすることで自信につながるかもしれない。
本日の武器「物怖じするような場所に定期的に行く」