百武日記

自信がない人が自信を持って生きるためにはどうすればよいか。日々考えたこと、学んだことを記録し、自分の武器にする。

2016-04-01から1ヶ月間の記事一覧

人は「明日もっとできる」と考える習性がある 「スタンフォードの自分を変える教室 (ケリー・マクゴニガル)」

ダイエットをしているとする。 ところが誘惑に負けて、つい食べてしまった。 「今日はダメだったが、明日は食べないようにしよう」と考える。 この人は、おそらく明日も食べてしまうだろう。 私たちは「今日はダメでも明日は挽回できる」と思い込む習性があ…

消化試合に力を尽くせ 「たった1行の成功法則 (竹村健一)」

日頃のルーティンワークをいい加減にやる人がいる。 これを余計な労力をかけまいと意識し過ぎると、 気持ちが守りに入ってしまって、 いざというときに必要な攻撃精神が足りなくなると著者は言う。 一見消化試合に見えるような仕事でも、 攻撃精神を最大限に…

免疫をつけないと泥沼にハマる 「ビジネスに活かすギャンブルの鉄則 (谷岡一郎)」

ギャンブルをやる中で、偶然連勝が起こることは珍しくない。 同様に、連敗も必然的にいつかは起こる。 負け始めると、変に自信と甘い認識を持つ人は「こんなはずはない」と考える。 そして、負けを取り戻そうと無茶な勝負をする。 「こんなはずはない」こと…

チャンスはいつもリバウンドボール 「本気の3日間であなたは変わる (中谷彰宏)」

サッカーのシュートで、1発でゴールに入ることはあまりない。 得点の大半は、実はゴールキーパーからはじき返されたリバウンドボールを 蹴りこんだものだそうだ。 1発のシュートで入らなかったからといって、 「ああ、駄目だ」とへこんでいたらリバウンドボ…

必死と本気の違い 「本気の3日間であなたは変わる (中谷彰宏)」

成功する人と幸せになる人は違う、と著者は言う。 成功しても幸せにならない人もいる。 その人は「必死」だけど「本気」ではない。 本気な人はたとえ失敗しても幸福になれる。 「必死」な人は状況を変えようとする。 「本気」な人は意識を変えようとする。 …

迷いのない線を描け 「10年メシが食える漫画家入門 (樹崎 聖)」

漫画では原稿が縮小されて使われるため、 線の勢いがなければ下手にみえてしまうという。 逆に勢いがある絵であれば、少々のデッサンの崩れは気にならない。 勢いをつけるには速さが必要だ。 ある程度速く描かなければ、美しい線は描けない。 速くするには、…

客観性がないとギャグ漫画にならない 「10年メシが食える漫画家入門 (樹崎 聖)」

すぐそばで誰かが滑って転んだら「大丈夫かな?」と考える。 しかし、ビルの10階から下を見て誰かが滑って転んだら、 思わず笑ってしまうかもしれない。 人はアップショットだと親近感を感じ、 ロングショットだとより他人事と感じる。 つまり、自分に身近な…

魅力的なヒーローの条件 「10年メシが食える漫画家入門 (樹崎 聖)」

漫画においては、当然主人公が魅力的でなければならない。 魅力とは何か? 一つは個性である。主人公が普通の漫画は誰も読みたがらない。 主人公は、良くも悪くも目が離せないヤツでないといけない。 ヒットした漫画の主人公は強烈なキャラである。 ただ、個…

服装のシワは心のシワ 「上級の仕事術 (深川太郎)」

服装やみだしなみも、その人の心の中を表している。 第一印象で感じが良ければ心を開くし、 感じが悪ければ警戒する。 一度持たれた印象は、なかなか修正がきかない。 だらしない服装をしていると「どうでもいいや」という気持ちが強くなる。 服装にはその人…

おかあさんのびょうき 「できる社員の損益分岐点 (松尾 喬)」

下記は、ある新聞に載った小学2年生の詩である。 題名は「おかあさんのびょうき」 「おとといからおかあさんがびょうきになりました。 ぼくは、おかゆをつくりました。 おねえちゃんは、りんごジュースをつくりました。 おとうさんは、じぶんのたばこをかい…

部屋は頭の中身を表す 「上級の仕事術 (深川太郎)」

部屋や机の整理具合を見れば、その人の頭の中がわかる。 部屋が汚い人は、問題を先送りする人である。 乱れているな、とわかってはいるが、手につかない。 「そのうち」と考えているが、自体はだんだん深刻になる。 仕事で忙しくなり、やる時間もなくなり、…

麻雀に弱い人② 「ビジネスに活かすギャンブルの鉄則 (谷岡一郎)」

私は麻雀をしないので細かいルールはわからない。 麻雀とビジネスでは共通するものがあり、それを知るのは有効だと考える。 昨日に引き続き、麻雀に弱い人の特徴を本書より紹介する。 ④負け始めるとあせる 麻雀に弱い人は負け始めると、失点を挽回するために…

麻雀に弱い人① 「ビジネスに活かすギャンブルの鉄則 (谷岡一郎)」

日本は外交が下手だと言われる。 それは、ゲームやギャンブルに慣れてないからだ、という説がある。 ポーカーをよく知らない日本人と、いつもやっているアメリカ人とでは 交渉力に差が出て当然だという人もいる。 麻雀や、ポーカーといったゲームでは駆け引…

ギャンブルをしないと危険 「ビジネスに活かすギャンブルの鉄則 (谷岡一郎)」

バブル時代、著者の知り合いの投機家は、ホテルやリゾート産業の大規模開発に 投資して莫大な財産を築いた。銀行もどんどん資金を提供し続けた。 毎年、資産は倍々ゲームで増えていった。 ある日、一部の投資が計画通りに進まなくなった。彼はテコ入れのため…

足りないのは当たり前 「できる社員の損益分岐点 (松尾 喬)」

仕事をやっていると、もっと予算や時間や人があればなあ・・と思うことはよくある。 しかし、いざ自由になんでもやっていい、となると 何をやっていいかわからないことがある。 仕事で忙しい時に、もっと英語を勉強できる時間があれば・・と考えたとする。 …

ストレスをなくそうとするよりも、自分の圧を上げる 「斎藤一人 天が味方する引き寄せの法則 (柴村恵美子)」

元気な人、成功している人、幸せな人、魅力的な人、モテる人、 運がいい人に共通する点は何か。 それは、「圧」が高いことである。 気圧とか、電圧とか、血圧とか、自然界には物質に加わる圧力がある。 そして人間にも圧力のようなエネルギーがある。 いわゆ…

できるときにできることをする 「上級の仕事術 (深川太郎)」

何事もスピードが肝心である。 スピードは力だ。 スピードをつけるには初速が重要だ。 スタートが速いほどスピードも速くなる。 だから何事も「前倒し」をするとよい。 先を読んで、できるときにできることをする。 まだ先だ、という考え方はよくない。 どん…

1ゴールだけじゃ足りない 「残念な人の仕事の習慣 (山崎将志)」

著者は出張の際に、アパホテルやスーパーホテルに泊まる。 理由は大浴場がついているからだ。 安いビジネスホテルの狭いユニットバスでは疲れがとれにくいし、 また、高級ホテルに泊まって贅沢したいとも思わない。 だから1万円以下で不快にならない程度に泊…

宮里藍を強くした3つの言葉 「できる社員の損益分岐点 (松尾 喬)」

「3カケ」とは、声かけ・問いかけ・働きかけ、のことである。 「頑張ってるね」「遅くまでご苦労さん」と声掛けする。 「進捗はどんな感じ?」「今の目標は?」と問いかける。 「何か手伝おうか?」など手を貸して働きかける。 これは社内だけでなく、お客様…

ゴルフ場で朝食が無料になる理由 「残念な人の仕事の習慣 (山崎将志)」

著者が訪れた、関東のとあるゴルフ場では「朝食無料」というサービスがあった。 ゴルファーは朝食を食べる時間が勿体無いので、 家から持ってくるか、途中のコンビニで買って車で食べるかするらしい。 だから普通は朝のゴルフ場のレストランはがら空きなのだ…

桑田真澄が語った、勝負に必要なこと 「向き合う仕事 (大越健介)」

桑田真澄が2013年1月に東大野球部の特別コーチに就任した。 著者はNHKのキャスターとしてインタビューしに行った。 東大はこの時点で、東京六大学のリーグ戦で46連敗中だった、。 他の5大学には、高校時代に有名だった選手たちが推薦で入学してくるとはいえ…

負けたときこそジタバタするな 「ハンパな人生論より極道に学べ (宮崎 学)」

人生には連勝もなければ、連敗もない。 長い目で見れば、うまいこと浮き沈みが調整されている。 ということは、著者に言わせれば、人生は博奕みたいなものだという。 では、博奕で器量が問われるのはどういうときか。 「大勝したときに、いかに景気よくお金…

夢を追わない松坂大輔 「雑菌主義宣言!(斎藤 孝)」

松坂大輔投手は「夢という言葉は好きじゃない」と よくインタビューで答えている。 「夢って言葉、好きじゃないです。 いろんなことは夢じゃなくて、目標ですから。 僕がいつも『目標がその日その日を支配する』というのは、 本当にちっちゃなことなんです。…

最も効果的な新人研修のレポート 「ハンパな人生論より極道に学べ (宮崎 学)」

アウトローはつねに最悪の事態から考えていく。 いつなんどき命のやりとりにならないとも限らないから、 そこから考えないと命がなくなる。 「もし喧嘩になって相手がチャカを持っていたとしても、 当たらなければ死なねえな」 これでは、死んでしまう。 「…

ムムコロレタル 「できる社員の損益分岐点 (松尾 喬)」

サービスの語源は、サクリファイス(自己犠牲)だという。 つまり、自分を抜いて他人に尽くすことである。 自分を主語に考えると良いサービスはできない。 例えば、「俺は客だぞ」と過剰に思っている人は、 言うまでもなくサービス精神は薄い。 行き過ぎると…

自立した人が自分を後回しにする 「抜く技術 (上原春男)」

アメリカ型の市場万能主義は、いわばナイフとフォーク文化の産物といえる。 つまり、突き刺しては切り刻む力任せの押す文化だ。 自己アピールや自己主張ができないとダメで、 チームワークよりも個人の成果がものを言う。 しかし日本はもともと箸の文化だ。 …

手抜きができる人になる 「できる社員の損益分岐点 (松尾 喬)」

人は、常にずっと集中力と緊張を高く保つことはできない。 何日も何日も不眠不休でいられるはずもない。 何日も何日も空腹に耐えられるはずもない。 仕事も同じで、常にフルスロットで集中力が続くことはないので、 メリハリがつけられるようにしないといけ…

一時に一事 「できる社員の損益分岐点 (松尾 喬)」

自衛隊の訓練の中でもっとも危険なのものが爆破訓練である。 本物の爆薬を使って起爆要領や取り扱いを学ぶ。 このようなときのやり方のポイントとして「一時に一事」というのがある。 「一時に一事」とは、一つ一つを区切って教えることだ。 同時にいくつも…

コミュニケーションは何の問題か 「できる社員の損益分岐点 (松尾 喬)」

日本の学校ではコミュニケーションの学習や訓練をあまりしない。 そのため、コミュニケーションの上手さは生まれつきの能力の問題だと 考えている人が多い。 しかし、著者はコミュニケーション力を正確や相性の問題だと考えない。 コミュニケーションは「技…