2016-04-01から1ヶ月間の記事一覧
ダイエットをしているとする。 ところが誘惑に負けて、つい食べてしまった。 「今日はダメだったが、明日は食べないようにしよう」と考える。 この人は、おそらく明日も食べてしまうだろう。 私たちは「今日はダメでも明日は挽回できる」と思い込む習性があ…
日頃のルーティンワークをいい加減にやる人がいる。 これを余計な労力をかけまいと意識し過ぎると、 気持ちが守りに入ってしまって、 いざというときに必要な攻撃精神が足りなくなると著者は言う。 一見消化試合に見えるような仕事でも、 攻撃精神を最大限に…
ギャンブルをやる中で、偶然連勝が起こることは珍しくない。 同様に、連敗も必然的にいつかは起こる。 負け始めると、変に自信と甘い認識を持つ人は「こんなはずはない」と考える。 そして、負けを取り戻そうと無茶な勝負をする。 「こんなはずはない」こと…
サッカーのシュートで、1発でゴールに入ることはあまりない。 得点の大半は、実はゴールキーパーからはじき返されたリバウンドボールを 蹴りこんだものだそうだ。 1発のシュートで入らなかったからといって、 「ああ、駄目だ」とへこんでいたらリバウンドボ…
成功する人と幸せになる人は違う、と著者は言う。 成功しても幸せにならない人もいる。 その人は「必死」だけど「本気」ではない。 本気な人はたとえ失敗しても幸福になれる。 「必死」な人は状況を変えようとする。 「本気」な人は意識を変えようとする。 …
漫画では原稿が縮小されて使われるため、 線の勢いがなければ下手にみえてしまうという。 逆に勢いがある絵であれば、少々のデッサンの崩れは気にならない。 勢いをつけるには速さが必要だ。 ある程度速く描かなければ、美しい線は描けない。 速くするには、…
すぐそばで誰かが滑って転んだら「大丈夫かな?」と考える。 しかし、ビルの10階から下を見て誰かが滑って転んだら、 思わず笑ってしまうかもしれない。 人はアップショットだと親近感を感じ、 ロングショットだとより他人事と感じる。 つまり、自分に身近な…
漫画においては、当然主人公が魅力的でなければならない。 魅力とは何か? 一つは個性である。主人公が普通の漫画は誰も読みたがらない。 主人公は、良くも悪くも目が離せないヤツでないといけない。 ヒットした漫画の主人公は強烈なキャラである。 ただ、個…
服装やみだしなみも、その人の心の中を表している。 第一印象で感じが良ければ心を開くし、 感じが悪ければ警戒する。 一度持たれた印象は、なかなか修正がきかない。 だらしない服装をしていると「どうでもいいや」という気持ちが強くなる。 服装にはその人…
下記は、ある新聞に載った小学2年生の詩である。 題名は「おかあさんのびょうき」 「おとといからおかあさんがびょうきになりました。 ぼくは、おかゆをつくりました。 おねえちゃんは、りんごジュースをつくりました。 おとうさんは、じぶんのたばこをかい…
部屋や机の整理具合を見れば、その人の頭の中がわかる。 部屋が汚い人は、問題を先送りする人である。 乱れているな、とわかってはいるが、手につかない。 「そのうち」と考えているが、自体はだんだん深刻になる。 仕事で忙しくなり、やる時間もなくなり、…
私は麻雀をしないので細かいルールはわからない。 麻雀とビジネスでは共通するものがあり、それを知るのは有効だと考える。 昨日に引き続き、麻雀に弱い人の特徴を本書より紹介する。 ④負け始めるとあせる 麻雀に弱い人は負け始めると、失点を挽回するために…
日本は外交が下手だと言われる。 それは、ゲームやギャンブルに慣れてないからだ、という説がある。 ポーカーをよく知らない日本人と、いつもやっているアメリカ人とでは 交渉力に差が出て当然だという人もいる。 麻雀や、ポーカーといったゲームでは駆け引…
バブル時代、著者の知り合いの投機家は、ホテルやリゾート産業の大規模開発に 投資して莫大な財産を築いた。銀行もどんどん資金を提供し続けた。 毎年、資産は倍々ゲームで増えていった。 ある日、一部の投資が計画通りに進まなくなった。彼はテコ入れのため…
仕事をやっていると、もっと予算や時間や人があればなあ・・と思うことはよくある。 しかし、いざ自由になんでもやっていい、となると 何をやっていいかわからないことがある。 仕事で忙しい時に、もっと英語を勉強できる時間があれば・・と考えたとする。 …
元気な人、成功している人、幸せな人、魅力的な人、モテる人、 運がいい人に共通する点は何か。 それは、「圧」が高いことである。 気圧とか、電圧とか、血圧とか、自然界には物質に加わる圧力がある。 そして人間にも圧力のようなエネルギーがある。 いわゆ…
何事もスピードが肝心である。 スピードは力だ。 スピードをつけるには初速が重要だ。 スタートが速いほどスピードも速くなる。 だから何事も「前倒し」をするとよい。 先を読んで、できるときにできることをする。 まだ先だ、という考え方はよくない。 どん…
著者は出張の際に、アパホテルやスーパーホテルに泊まる。 理由は大浴場がついているからだ。 安いビジネスホテルの狭いユニットバスでは疲れがとれにくいし、 また、高級ホテルに泊まって贅沢したいとも思わない。 だから1万円以下で不快にならない程度に泊…
「3カケ」とは、声かけ・問いかけ・働きかけ、のことである。 「頑張ってるね」「遅くまでご苦労さん」と声掛けする。 「進捗はどんな感じ?」「今の目標は?」と問いかける。 「何か手伝おうか?」など手を貸して働きかける。 これは社内だけでなく、お客様…
著者が訪れた、関東のとあるゴルフ場では「朝食無料」というサービスがあった。 ゴルファーは朝食を食べる時間が勿体無いので、 家から持ってくるか、途中のコンビニで買って車で食べるかするらしい。 だから普通は朝のゴルフ場のレストランはがら空きなのだ…
桑田真澄が2013年1月に東大野球部の特別コーチに就任した。 著者はNHKのキャスターとしてインタビューしに行った。 東大はこの時点で、東京六大学のリーグ戦で46連敗中だった、。 他の5大学には、高校時代に有名だった選手たちが推薦で入学してくるとはいえ…
人生には連勝もなければ、連敗もない。 長い目で見れば、うまいこと浮き沈みが調整されている。 ということは、著者に言わせれば、人生は博奕みたいなものだという。 では、博奕で器量が問われるのはどういうときか。 「大勝したときに、いかに景気よくお金…
松坂大輔投手は「夢という言葉は好きじゃない」と よくインタビューで答えている。 「夢って言葉、好きじゃないです。 いろんなことは夢じゃなくて、目標ですから。 僕がいつも『目標がその日その日を支配する』というのは、 本当にちっちゃなことなんです。…
アウトローはつねに最悪の事態から考えていく。 いつなんどき命のやりとりにならないとも限らないから、 そこから考えないと命がなくなる。 「もし喧嘩になって相手がチャカを持っていたとしても、 当たらなければ死なねえな」 これでは、死んでしまう。 「…
サービスの語源は、サクリファイス(自己犠牲)だという。 つまり、自分を抜いて他人に尽くすことである。 自分を主語に考えると良いサービスはできない。 例えば、「俺は客だぞ」と過剰に思っている人は、 言うまでもなくサービス精神は薄い。 行き過ぎると…
アメリカ型の市場万能主義は、いわばナイフとフォーク文化の産物といえる。 つまり、突き刺しては切り刻む力任せの押す文化だ。 自己アピールや自己主張ができないとダメで、 チームワークよりも個人の成果がものを言う。 しかし日本はもともと箸の文化だ。 …
人は、常にずっと集中力と緊張を高く保つことはできない。 何日も何日も不眠不休でいられるはずもない。 何日も何日も空腹に耐えられるはずもない。 仕事も同じで、常にフルスロットで集中力が続くことはないので、 メリハリがつけられるようにしないといけ…
自衛隊の訓練の中でもっとも危険なのものが爆破訓練である。 本物の爆薬を使って起爆要領や取り扱いを学ぶ。 このようなときのやり方のポイントとして「一時に一事」というのがある。 「一時に一事」とは、一つ一つを区切って教えることだ。 同時にいくつも…
日本の学校ではコミュニケーションの学習や訓練をあまりしない。 そのため、コミュニケーションの上手さは生まれつきの能力の問題だと 考えている人が多い。 しかし、著者はコミュニケーション力を正確や相性の問題だと考えない。 コミュニケーションは「技…