百武日記

自信がない人が自信を持って生きるためにはどうすればよいか。日々考えたこと、学んだことを記録し、自分の武器にする。

2015-11-01から1ヶ月間の記事一覧

結果の出し方は 結果を出した人にしかわからない 「スーパーポジティブシンキング(井上裕介)」

今日も「スーパーポジティブシンキング(井上裕介)」より 気になったところを考察する。 読んでいて思ったのが、勝つためには 「チャンスを作る能力」と「実力」の両方が必要だということ。 実力があっても、それを発揮するチャンスに恵まれなければ勝てな…

面白くない人の生きる道  「スーパーポジティブシンキング(井上裕介)」

以前ブログで短所を長所に変えるポジティブシンキングのプロ、 お笑いのノンスタイルの井上のことを少し書いた。 その井上が書いたのが本書である。 Amazonのレビューには「言葉の受身」が凄い、ということが書いてあった。 言葉の受身というフレーズが気に…

初志貫徹の人は意外に結果が出ない 「絶対に達成する技術 (永谷研一)」

年初に目標を設定し行動計画を立てる人がいる。 「今年こそやせる」「今年こそお金をためる」「今年こそ資格をとる」 そのために毎日走る、貯金する、勉強する・・といったものだ。 会社においても来季の目標を設定し、そのための計画が立てられる。 ところ…

チャック空いてますよ、と言ってあげられる人は成長する 「絶対に達成する技術 (永谷研一)」

ある日、一度も話したことのない同僚が前から歩いてきた。 あなたは彼のチャックが空いていることに気づいた。 どうするか? ①言いたくても何も言えず、通り過ぎてしまう ②後ろから近づき、静かに肩をポンポンと叩き、無言で下に目配せする ③同僚だけに聞こ…

あることを付け加えて振り返ると うまくいく 「絶対に達成する技術 (永谷研一)」

目標を達成するためには、PDCAにFを加えるとよい。 「絶対に達成する技術 (永谷研一)」に書いてある。 これは先日紹介した。 hyakutakenikki.hatenablog.com そしてPDCFAにおける「C」の振り返りには、ポイントがある。 普通の振り返りだと、 事実の確認→…

「やった」と「できた」は違う 「絶対に達成する技術 (永谷研一)」

目標を達成する人は、必ず過去に学んで次に活かす。 しかし、ほとんどの人は「できなかったこと」しか見ていない。 できなかったことを見るのを「反省」という。 次に活かすのに反省だけでは不十分なのである。 自分の行動や考えを「深く振り返ること」を「…

最初のやる気はうそをつく  「絶対に達成する技術 (永谷研一)」

「最初にやる気がマンマンの人」は目標達成までたどりつかない。 最初に気合が入りすぎると、途中で失速してしまうのだ。 やる気マンマンということは、理想も高い。 その分壁にぶつかると「こんなはずじゃなかったのに」と できないことを認めたくなくてイ…

PDCAがうまくいかない 「絶対に達成する技術 (永谷研一)」

「目標を達成させるためには、PDCAを回せ」とよく言われる。 PDCAは「Plan・Do・Check・Action」の頭文字を並べたものである。 計画して、実行して、検証して、改善するサイクルのことだ。 私も昔の会社でよく言われた。 例えば「TOEICで900点取る」という目…

根性を使わずにダイエットに成功するには 「絶対に達成する技術 (永谷研一)」

目標の達成に根性はいらない。 1回や2回は気合で何とかなるかもしれないが、 常に気合をいれ続けることは中々できない。 「絶対に達成する技術 (永谷研一)」という本の中では、 目標達成に必要なのは、根性でも才能でもやる気でもなく、 「技術」であると…

誰が最後に笑ったか 「数の法則 (野口哲典)」

あなたと同期のA君は、営業成績をあらそっていた。 今年度、前期の営業成績はA君の契約成功確率が30% あなたの成功確率は29%だった。 後期、あなたはなんとしてもA君を追い抜こうと頑張った。 その結果前期の2倍の営業数を成功させた。 しかし、後期の結果を…

83%の確率で恋人を作る理論 「数の法則 (野口哲典)」

「あきらめたら試合終了だよ」と言ったのはスラムダンクの安西先生だ。 成功するの秘訣は継続だとよく言われる。 これを数学的に考えると、どうなるのか。 「数の法則 (野口哲典)」から考察してみる。 野球を例にとってみる。 3割バッターという言葉がある…

最初やらかしたことを喜ぶ 「数の法則 (野口哲典)」

世界は数学でできている、とビートたけしは言った。 この世には、「数」に対する法則が存在する。 有名なのは、80対20の法則(パレードの法則)だ。 全体の80%のことを、20%が生み出している。 小売業なら、全体の20%の商品が、売上の80%を生み出す。 この20%…

松本人志でさえ 「ずるい考え方 (木村尚義)」

2:6:2の法則という有名な法則がある。 働き蟻に例えるなら、 2割は必死に働く蟻 6割はそれなりに働く蟻 最後の2割は全然働かない蟻である。 この法則の面白いところは、必死に働く2割の蟻だけを残して、 残りの全ての蟻を取り除いても、「必死に働く蟻だけの…

短所を長所に変える考え方の先生はあの人かも 「ずるい考え方 (木村尚義)」

以前「短所は存在しない」という記事を書いた。 hyakutakenikki.hatenablog.com 自分の短所を裏返しにし、長所にしてしまう。 これは、ラテラルシンキングにおいても役に立つ。 「ずるい考え方」にもいくつか例がある。 例えば、 小林一三は、阪急電鉄の創始…

ずるい人こそ最短ルートで行ける  「ずるい考え方 (木村尚義)」

自信のない人は、思い込みが激しい時がある。 「どうせ自分はダメだ」「できない」という固定概念が邪魔になるのだ。 固定概念を打ち破るような考えかたはないだろうか。 一つの考え方として、「ラテラルシンキング」というのがある。 「ずるい考え方 (木村…

「うまくいかなかったから修正する」ではもう遅い 「1日ひとつだけ、強くなる。(梅原大吾)」

再び「1日ひとつだけ、強くなる。(梅原大吾)」より、 印象に残ったところを要約し、考察する。 勝負は2つの修正の仕方がある。 「視点レベル」の修正と、「場面レベル」の修正だ。 場面レベルでの修正は、その時、その時で答えを見つけるような、 小テス…

折り返し地点

自分に自信がない人が、自信をつけるにはどうすればいいか。 例えば今も引きこもっている私の友達。 そういった人が自信をつけるためのヒントとして、 自分が学んだこと、考えたことを100個にまとめる。それが百武日記。 昨日で50個になり、折り返し地点にな…

プロが勝ち負けよりも重視すること  「1日ひとつだけ、強くなる。(梅原大吾)」

世界一勝ち続けているプロゲーマー梅原大吾。 彼は大きな大会で優勝しても特に喜ばないし、負けて悔しがることもない。 そのせいか「梅原はクールだ」と言われたりもする。 それは、大会を一番の目標にしていないから、だそうだ。 大会での優勝を目標にする…

プロはハードルを下げる 「1日ひとつだけ、強くなる。(梅原大吾)」

ずっと何かを続けるときに、モチベーションの維持に悩むことがある。 プロならば「モチベーションが出ません」では済まされない。 しかし、結果につながらなければ、またモチベーションの低下を招く。 世界有数の格闘ゲーマーは、どのようにモチベーションを…

9割のプレイヤーは、場面ごとの最適解を求める。世界一のプレイヤーは・・ 「1日ひとつだけ、強くなる。(梅原大吾)」

「1日ひとつだけ、強くなる。(梅原大吾)」より、 世界一の人と普通の人との違いを要約してみる。 「格闘ゲームには「弾」という武器がある。 格闘ゲームは主に拳足で戦うが、特殊な技として、 一部のキャラクターは飛び道具の弾を使用できる。 ほとんどの…

世界一勝ち続けている人が最初にすること 「1日ひとつだけ、強くなる。(梅原大吾)」

17歳にして世界一になり、 「最も長く賞金を稼いでいるプロ・ゲーマー」としてギネスに認定された プロゲーマー、梅原大吾。 世界一になって、世界一でありつづける人の言葉は、勉強になる。 印象に残った部分を要約していく。 「ルールのある競争において、…

師匠を持つだけではダメ 「5%の人(清水克衛)」

良い師匠との出会いが、成功者の話によく出てくる。 坂本龍馬には、勝海舟という師匠がいた。 龍馬は勝の弟子になることで、縦横無尽に活躍できるようになった。 「5%の人」にも、師匠を持つことの重要性が書いてある。 「私にも、良い師との出会いが、どれ…

心の糸が仇になる話  「5%の人(清水克衛)」

心には横糸と縦糸がある。 縦糸は、決して変わらない普遍の心理である。 別に難しいことではない。 ご飯の時の「いただきます」「ごちそうさま」であったり、 靴を揃えることであったり、人としての当たり前の行為がほとんどだ。 横糸は、その地域や時代に合…

時代を引っ張る金魚  「5%の人(清水克衛)」

昨日の続き ある日リョウヘイ君はいたずらで、 水槽の真ん中を透明のガラス板で仕切りました。 そのガラスの向こう側に餌を巻くと、金魚が左に行こうとしますが、 ガラスにぶつかってしまいます。 やがてガラスの向こう側の餌をあきらめるようになりました。…

一人だけ違う行動をとったとしても 「5%の人(清水克衛)」

リョウヘイ君は金魚を15匹飼っていました。 その中に出目金のデメちゃんという金魚がいました。 リョウヘイ君は餌をやるときに、いつも水槽の右側に撒いてました。 デメちゃんは、 「どうしてみんないつも同じところに集まるんだろう。 毎回そうとは限らない…

引き算の次は  「引き算する勇気 (岩崎邦彦)」

A店「こだわりの緑茶、紅茶、コーヒー、ジュース、スポーツドリンクを 提供する店」 B店「こだわりの緑茶、和菓子、緑茶スイーツ、おしゃれな茶器、緑茶カフェを 提供する店」 どちらで緑茶を買いたいか調査すると、約80%はB店を選ぶ。 違いは何だろうか。 A…

反常識と非常識は違う 「引き算する勇気 (岩崎邦彦)」

前向きな引き算が、人を引きつける引力を産む。 世の中には「看板のない居酒屋」がある。 「リニューアルして店の規模を半分にした美容室」もある。 どちらも常識にとらわれずに「何か」を引き算して、顧客の支持を受けている。 藤枝市の有限会社岡むら浪漫…

人が何かをやめない理由は一つだけ 「絶滅危惧種の魔球に居場所はあるか。大家友和とナックル、最後の挑戦。」

やめる覚悟なら、とっくの昔にできている。 でもなぜか、心のどこかで気持ちが滾る。 理由は分かっている。可能性を感じるからだ。 今よりもっと、精度の高いナックルボールを投げられる可能性。 今よりもっと、バッターをアウトに打ち取れる可能性。 必要な…

あえて限定する 「引き算する勇気 (岩崎邦彦)」

山形県米沢市にある「時の宿 すみれ」 これは「お二人様専用」の旅館だ。 対象としているのは、夫婦、友人、恋人、親子など「お二人様」だけ。 一人客も、3人以上の客も断る。 団体客も、子連れの家族も、グループ客もいない。 部屋は全10室なので、客数は…

平凡な人と個性的な人の分け方 「引き算する勇気 (岩崎邦彦)」

山形県鶴岡市にある加茂水族館。 「引き算する勇気 (岩崎邦彦)」によれば、 この水族館は、規模が小さくても、経営資源が少なくても、 引き算で世界一になれることを我々に教えてくれる。 かつては「どこといって取るところのない、無くてもいい水族館」と…