百武日記

自信がない人が自信を持って生きるためにはどうすればよいか。日々考えたこと、学んだことを記録し、自分の武器にする。

2016-01-01から1年間の記事一覧

良い目標 悪い目標 「非常識な成功法則(神田昌典)」

良い目標は、その実現に向かって 自分を自動操縦していく。 悪い目標は、障害が生じて 挫折しやすいものだ。 良い目標を設定する上で 最も大切なことは、 自分が本当にやりたいことを 見出すことである。 しかし、多くの人々は 本当はやりたくないことにまで…

イメチェンについて 「なぜ、タモリさんは人の懐に入るのが上手いのか?(内藤誼人)」

ミュージシャンのマドンナは アイドルからロック歌手に、 またセックスシンボルから聖母へと 次から次へとイメージ転換を遂げている。 20年間で5回以上のイメージチェンジをし、 そのたびにファンを獲得している。 同じことをずっとやっていると 飽きられて…

プロズ&コンズ 「問題解決の教科書(小宮一慶)」

問題解決のフレームワークの一つに 「プロズ%コンズ(Pros and Cons)」がある。 これは物事のよい面(Pro)と 悪い面(Con)を比較して 客観的に状況を分析する手法である。 複雑な問題の場合、 考えているうちに訳がわからなくなる。 自分の希望や楽観論が…

嫌われていい 「なぜ、タモリさんは人の懐に入るのが上手いのか?(内藤誼人)」

タモリはかつて、「an・an」で行われた、 「寝たくない男ベスト2」を2年連続で射止めた。 当時の2年連続1位は片岡鶴太郎だった。 このときタモリは、 「来年は1位にあってやる!」と意気込み、 片岡鶴太郎も、 「1位は譲れませんよ!」と張り合ったという。 …

他人に期待しない 「なぜ、タモリさんは人の懐に入るのが上手いのか?(内藤誼人)」

心理学的に分析すると、 失望感というのは、 期待と現実とのギャップで生まれる。 あるテストで95点とったとする。 95点はかなりの点数だ。 にもかかわらず、100点を期待していたら 大いに悔しいと思うだろう。 人間関係でも同様だ。 仕事ぶりに期待し、 色…

反省しない 「なぜ、タモリさんは人の懐に入るのが上手いのか?(内藤誼人)」

「いちいち反省していたら2年でバテちゃいますよ」と タモリは発言している。 反省をして何か改善されるならよい。 しかし、実際にはそうならないほうが多いそうだ。 アメリカの心理学者ジェイソン・ダーワルは、 反省すればするほど、 否定的な感情が強く…

忘年会シーズンに特別なことをしない 「トマトが切れれば、メシ屋はできる 栓が抜ければ、飲み屋ができる (宇野隆史 )」

飲食業界では、 年末は忘年会シーズンに向けた販促をみんな考える。 しかし、著者は年末だからといって販促をかけない。 年末の売上は一時的なものと考えているからだ。 それより大事なことがある。 この時期は普段飲まないような人も店に来る。 そのお客さ…

スランプ 「なぜ、タモリさんは人の懐に入るのが上手いのか?(内藤誼人)」

プロ野球の選手が成績に伸び悩んだとき、 ついつい何か新しいことをやろうとして フォームを改善しようとするが、 逆に失敗してしまう選手がいる。 経営においても、ちょっと業績が悪くなったら 多角経営など思いつきで何か新しく始めて かえって業績を悪く…

お金の法則 「非常識な成功法則(神田昌典)」

映画「マルサの女」に出てくる台詞は、 お金持ちになるための哲学が凝縮されていると 著者はいう。 「ポタポタ落ちてくる水の下にコップを置いて、 水をためているとする。 喉が渇いたからって、 まだ半分しかたまっていないのに飲んじゃうだろ? これは最低…

お金を稼ぐ第一歩 「非常識な成功法則(神田昌典)」

お金にこだわる=卑しい お金にこだわらない=心が清らか 一般的にはこのようなイメージがあり、 お金儲けに走るのは卑しいという 罪悪感がある。 恐れや罪悪感を持っていたら 絶対にお金は儲からない。 儲け始めた途端に、 自分で自分にストップをかけてし…

光と影 「非常識な成功法則(神田昌典)」

成功にはダークサイドがある。 光が当たれば、影が濃くなる。 成功しつつあるその過程から、 影は段々と濃くなり始める。 影とは何か。 病気になる。事故が起こる。 人間関係が破綻する。 詐欺にあう。裏切られる・・等である。 たとえば芸能人やミュージシ…

小さな街で成功するには 「トマトが切れれば、メシ屋はできる。栓が抜ければ、飲み屋ができる(宇野隆史)」

著者は、飲食店の会社を経営している。 そして社員に積極的に独立を勧めている。 出店場所を選ぶとき、 無理をしてでも大きな街に出したほうがいいのか、と 相談を受けることがある。 大きな街では競合店がありすぎて、 お客さんを引きつけるには相当なパワ…

夏休みの宿題 「問題解決の教科書(小宮一慶)」

期末になると業績がグンと上がる。 このような会社は実は要注意である。 普段がイマイチなのに 期末になると業績が上がるのは、 社長たちから尻を叩かれて 「業績を出せ」と言われているからである。 もしそれで業績を達成できたとしても その瞬間に会社全体…

枝葉と根本 「問題解決の教科書(小宮一慶)」

ピーター・ドラッガーの有名なたとえ話に 「キャデラックのライバルは何か」 というものがある。 通常はBMWやメルセデスなど、 高級な車を想像する人が多い。 それも間違いではないが、ドラッガーは 「キャデラックのライバルは、 ミンクのコートである」と…

0か1  白か黒 「問題解決の教科書(小宮一慶)」

ある心理学者が行った実験がある。 精神科医のところに、 何の疾患もない普通の人達を 患者として次々と行かせる。 彼らには精神的な疾患は全く無い。 実験のために集められた、ただの人だ。 ところが彼らを精神科医のところに行かせると かなりの確率で精神…

実は目標を紙に書くと 「非常識な成功法則(神田昌典)」

目標を紙に書くと実現する、と 著者は断言する。 実際に著者は目標をノートに書き、 数年後見返すと全部叶っていたという。 イチローも本田圭佑も 将来プロで活躍するという夢を 紙に書き、実現している。 著者によれば、成功した経営者も 密かに目標を紙に…

七転び八起きはぬるい 「問題解決の教科書(小宮一慶)」

東日本大震災のときに「想定外」という言葉が 何度も繰り返し聞かれた。 しかし、「想定外」のときこそ リーダーの素質が問われる。 問題が起きなければ誰でもリーダーになれる。 問題が起きたときに、しっかりと皆を率いて 解決できる人が真のリーダーであ…

会話を盛り上げる 「なぜ、タモリさんは人の懐に入るのが上手いのか?(内藤誼人)」

作家の山本文緒が、 タモリについて次のように批評している。 「テレフォンショッキングを見ていると、 まるでプロテニス選手が初心者とラリーを するみたいに、相手が答えやすいところに 話題を運びますよね」 この話法は「ストックスピール」と呼ばれる。 …

催眠術をかけなさい 「非常識な成功法則(神田昌典)」

「あなたは眠くなる、眠くなる・・」 催眠術をかけると眠くなる人がいる。 人は繰り返しの言葉に弱い。 同じ言葉を繰り返すことで 軽い催眠状態にかかるのだ。 経営者向けの講演会で よく司会の人がこういう。 「この未曾有の不況で生き残るには~」 この言…

悪の感情 「非常識な成功法則(神田昌典)」

著者が成功した社長の話を聞くと、 コンプレックスがあることが多いそうだ。 子供時代貧乏だった、勉強ができなかった、 そういった中で周りをアッと言わせて 見返したくて上場まで果たす人もいる。 著者自身も、たまたま外務省に入ったときは 東大卒にバカ…

できないものはできない 「なぜ、タモリさんは人の懐に入るのが上手いのか?(内藤誼人)」

「できない」ことも「できる」と思いこんで 努力を重ねるのは貴重な時間の浪費である。 「できるやつは初めからできる。 できないやつはいくら努力してもできない」と タモリも発言している。 トリンプ・インターナショナル・ジャパンで 社長を務めた吉越浩…

変わることへの恐怖を克服するには  「エスキモーに氷を売る(ジョン・スポールストラ)」

もし社員に対して社長が、 「これからは変化していかなければならない」と言えば 全員が恐怖心を抱いて身構えるだろう。 人は安定を好み、変化を恐れる。 この手の恐怖心を抱くと、思考が停止し、 革新的なことをしようとしなくなる。 しかし、成長するには…

自分の背丈のほうが高くなる気持ちで 「宮本武蔵の五輪書が面白いほどわかる本(細谷正充)」

人は自分の姿勢で気分が左右される。 これはTEDでのエイミー・カディの 有名なスピーチでも言われていることだ。 縮こまって身体を丸めていると マイナスの気分になるし、 胸を張って身体を大きく広げると プラスの気分になっていく。 5分間の面接の前に 力…

お金で幸せは 「非常識な成功法則(神田昌典)」

「人の役に立つことをしていれば お金は後からついてくる」 「本当に大切なのはお金じゃない」 もっともすぎて誰も反論できないような 成功法則が世の中にはたくさんある。 では、これらの成功法則を唱えている人が 経済的に全員成功しているかというと そう…

立派な人にならない 「なぜ、タモリさんは人の懐に入るのが上手いのか?(内藤誼人)」

あまり深く考えずに「立派な人になりなさい」と 言われることはあるが、 立派な人になるためには大変な努力と気苦労を要する。 イギリスは階級社会であり、上流階級の人には いついかなるときでも紳士としてのマナーを 求められるという。 階級の是非は別に…

くづれを知るということ 「宮本武蔵の五輪書が面白いほどわかる本(細谷正充)」

宮本武蔵の五輪の書には、 「くづれを知るといふ事」という文章がある。 「崩れるということは、全ての物事にある。 家が崩れる、身が崩れる、敵が崩れる。 みんなその時にあたって、拍子が違って 崩れるのだ。 多人数の兵法でも、敵の崩れる拍子を心得て、 …

かっこ悪い 「人生を変える自分ブランド塾 (中谷彰宏)」

プロレスで大切なのは、勝つことではない。 いかにカッコよく負けるかだ。 カッコよく勝つというのは当たり前であり、 カッコよく負けることができると重宝される。 うけるわけでもなく、はずすわけでもない、 中途半端が一番かっこ悪いのである。 中途半端…

何でもやります 「人生を変える自分ブランド塾 (中谷彰宏)」

つぶれていく飲食店はメニューが多いという。 ラーメンがあってカレーがあって定食があって 何の食べ物やさんかわからない。 逆にメニューがちゃんぽんしかないほうが 特徴が出るし、絞り込むことで力を注げる。 幅を狭めるのがブランディングである。 歌っ…

自分のことがわかっているか 「エスキモーに氷を売る(ジョン・スポールストラ)」

1960年~70年代にかけて、 バーガーキングはマクドナルドに対して 必死の攻勢をかけていた。 マクドナルトのほうが店の数も多く、 広告予算も多く、 フライの味や店内の清潔さも勝っていた。 しかも、ロナルド・マクドナルドという キャラクターがいて、 子…

見透かされる 「出世する男はなぜセックスが上手いのか?(アダム徳永)」

セックスのスキルとビジネスのスキルは 通じるものがある、というのが 著者の主張である。 そして著者が提唱するテクニックの一つに アダムタッチというのがある。 女性を感じさせる重要なテクニックではあるが、 どんなに指の動きを完全にコピーしたとして…