百武日記

自信がない人が自信を持って生きるためにはどうすればよいか。日々考えたこと、学んだことを記録し、自分の武器にする。

シナリオ作り 「出世する男はなぜセックスが上手いのか?(アダム徳永)」

セックスの上手い男はシナリオ作りが巧みである。

映画の脚本と同じようにシナリオを作る。

 

優れたシナリオは、

基本である起承転結がしっかりしている。

反対に、起承転結のない典型は小学生の作文だ。

 

朝起きました。朝ごはん食べました。

おかずは納豆と目玉焼きでした。

僕は納豆が嫌いなので残したら、

お母さんに怒られました。僕は怒られるのが嫌いです。

お父さんはまだ寝ていました。そして歯を磨きました。

それから学校に行きました。

休み時間に友達のゆうすけ君と遊びました。

とても楽しかったです・・。

 

こんな感じでダラダラと文章が続く。

つかみもなければ、起承転結もなく、

どこに話のポイントがあるのかもわからない。

 

多くの男性が行っているセックスはこんな感じだという。

 

キスをしました。おっぱいを触りました。

乳首を舐めて、クリトリスを触りました。

すると、彼女が少し気持ちよさそうになりました。

僕も気持ちよくなってきました。

そして挿入しました。

もっと気持ちよくなってイッちゃいました。

とても楽しかったです・・

 

著者に言わせれば、ほとんどの男性が

小学生の作文レベルのセックスをしているという。

 

そして男性の描くシナリオの稚拙さを

何よりも感じているのが女性たちである。

先の読めるセックスほど退屈なものはない。

起承転結を意識しなければならない。

 

シナリオ作りにおいて最初に考えるべきことは、

見せ場や山場を用意して、どこに配置するかである。

 

アクション映画でも、

2時間全部アクションシーンだと疲れてしまう。

 

最初にインパクトのあるシーンがあり、

静かな中での心理劇があり、

アクションがあり、また静かな中で伏線を張り、

という繰り返しの中で観客をひきつけ、

最後に最大のアクションシーンを持ってくる。

2時間持たせるためには構成を練る必要がある。

 

セックスに限らず、何事もシナリオ作りは重要だ。

常に全力攻撃の一辺倒では効果は薄い。

ゴールを決め、残り時間と使える資源を確認し、

山場をどこに持ってくるかを意識する。

そう考えることで自信につながるかもしれない。

 

本日の武器「山場を考えてシナリオを練る」