運は出会い 「ランチェスター思考2 (福田秀人)」
松下幸之助は、人材の選抜基準として、
「愛嬌があり、運がよいこと」をあげたそうだ。
「愛嬌がある」とは、
人に交換を与える個性を持っていることである。
個性が大事といっても、
不快感を与える個性ではどうしようもない。
奇抜なファッションや行動で個性を表現するのは
ビジネスの世界では愚か者と見なされる。
「運がよい」とはどういうことか。
「宝くじで大儲けした」という意味だけではない。
優れた人と付き合い、
彼らから信頼される証が運のよさだと著者はいう。
「あの人のおかげで・・」と言われるように、
幸運も悪運も、人が運んでくることが多い。
運が良いのはチャンスを提供してくれたり、
ピンチを救ってくれたりするような人と
信頼関係を構築しているからだ。
運が悪いのはその逆の可能性もある。
司馬遷は「運は出会い」と言ったそうだ。
自分にとって良い影響を与えてくれるような人と
どれだけ信頼関係を築けるか。
そうすることで自信につながるかもしれない。
本日の武器「プラスになる人に信頼される」