人間関係の第一歩は 「たった1行の成功法則 (竹村健一)」
日本では、最初に当たりさわりのない話をして、
相手の反応を探りながら、少しづつ話の核心に触れていくことが多い、
いきなり自己主張することは、無作法とされてきた。
ところが、仕事の場で相手と話す時間がそれほどでないのに
クドクドと外堀から攻めていては、本題に入る前に時間切れになってしまう。
交渉事であれ、仕事のやりとりであれ、
短い時間に話の核心に触れるとともに、相手にちぃ印象を与えなければいけない。
多少ぶしつけと思っても、ズバリと切り込むほうがいい。
相手の意表をつく形ならなおさらいい。
著者が大ベストセラー「不確実性の時代」で有名な
ジョン・ケネス・ガルブレイスと対談したとき、第一声でこう言った。
「あなたみたいに背が高いと、奥さんとキスをするのも不便でしょう」
これには気難しそうな顔をしていたガルブレイスもゲラゲラと笑ったそうだ。
人間関係の第一歩は先制攻撃にある。
もちろん的はずれなことをいきなり切り出しても意味は無い。
今度会う相手に先制攻撃でどんな話をぶつければいいかを考えること。
何が効果的で、どんな話なら相手が喜ぶのか。
それを考えぬいた上で、遠慮せず先制攻撃で切り出す。
それを繰り返すことで、相手との信頼関係も築きやすくなるし、
自信につながるかもしれない。。
本日の武器「先制攻撃で相手をうならす話を考えておく」