百武日記

自信がない人が自信を持って生きるためにはどうすればよいか。日々考えたこと、学んだことを記録し、自分の武器にする。

厚かましい人が幸せになる世界 「気絶するほど儲かる絶対法則 (石原明)」

来年の自分の年収は最高でどれくらいになるだろうか。

今頭に思い浮かんだ数字の金額以上の年収は望めない、と著者は言う。

つまり、自分の思い描く目標の、天井の高い人のほうが勝つ。

だからこれから何か思い描くときは、「このくらいだったら嬉しいかな」と

考える値の3倍くらいを考えたほうがいい。

そうでないと自分の仕事を小さくしてしまう。

 

何かに成功したり達成したときは、「ああよかった」ではなく

「これがこんなにうまくいったのだから、次はもっとうまくいく」と思うのが

大きな成功を呼ぶコツである。

 

あるキリスト教の牧師がいた。

その宗派はやたらと厳しくて、お金を稼ぐのは禁止されていた。

ひたすら布教しなければいけなかった。

その牧師は知り合った誰かにご飯を食べさせてもらったり、

止めてもらったりしながら日本中を歩き回って布教していた。

教会を作れるところがあれば作って寄付をもらった。

 

松山のあるところに教会を建てたとき

食べ物がなくなってしまい、1週間飲まず食わずになった。

ある夜村人から電話で「うちの息子が暴れている。何とかしてくれ」と言われた。

ガソリンがほとんど入ってないもらいもののバイクに乗って出かけた。

明け方4時くらいまで一生懸命に説得して、やれやれと思って帰ろうとしたら

ガソリンが満タンになっているのに気づいた。

しかもお礼として後部座席に、お米がたくさん積んであった。

牧師は喜んで帰って、奥さんを起こしてお米でおにぎりを食べた。

それはそれは美味しかった。

 

しかし、話はそこで終わらない。

そのときに牧師は『神様、次はおかずもくれ!』と言ったのである。

ほとんどの人はそこで「おむすびをありがとうございます。感謝します」と言うから

ダメだと牧師は言う。

そこで終わってしまうと、神様も「喜んでくれた、よかった」で終わってしまう。

神様は本来人間に無限の能力を与えてくれている。

だからもっと要求しなくちゃ申し訳ない、というのがその牧師の理論だ。

実際に翌々日に大金持ちの人から牛肉が届き、

それ以来その牧師は食べ物に困ることはなくなったという。

「感謝して、さらに要求する」これがコツである。

 

目標を大きく持つ。

売上前年比達成を目指す人と、

前年比160%を目指す人では行動が自ずと違ってくる。

そして、何かがうまくいったり、達成できたら、

感謝をして、さらに要求する。

何となくいいことが続くと、大きな不幸が待ってる気がして

遠慮がちになるときがある。

だが、この牧師の話だと神様はそこまでケチではないようだ。

幸せなことがあったあとに、さらに幸せを望んでも

罰当たりにはならないかもしれない。

そうすることで自信につながるかもしれない。

 

本日の武器「感謝して、さらに要求する」