流れを変える人 「7つの習慣(スティーブン・R・コビー)」
心理学の研究によると
子供の頃に両親に虐待された人は、
高い確率で自分も子供を虐待するという。
しかし、そうした人生の脚本を
人は主体性を持って変えることができると
著者はいう。
今まで続いてきた悪い脚本を
そのまま続けずに変えることができる。
それは考え方の根本を変えることで達成する。
アヌワール・サダトは自叙伝の中で
「自分の考え方を根本から変えることができない人は
周りの世界を変えることは一切できない」と書いている。
根本的な変化は内面から起こるものであり、
応急処置的なテクニックや行動、態度といったものでは
葉っぱをいじるようなもので、根っ子は変わらないのだ。
自分の考えや人格、行動の根源にあたる根っ子に
辛抱強く働きかけて変えなければならない。
「繰り返し行うことは、たやすくなる」と
エマーソンは述べている。
今まで続いていた悪い脚本の流れの根本を探す。
根本の考え方がどのように変われば、
流れは変わっていくだろうか。
そして、根本はすぐには変わらない。
辛抱強く繰り返して少しづつ変えていく。
そうすることで自信につながるかもしれない。
本日の武器「悪い流れの根本の考え方を変える」