ハイパフォーマーは業種や職種に合った風貌をしている 「ハイパフォーマー 彼らの法則(相原孝夫)」
ハイパフォーマーたちは見るからに仕事と一体化している。
それぞれ、職業に合った風貌をしており、職業に合った振る舞いをする。
金融機関の人は、お金を預けるにあたって十分に信用し合えるような
事務的で硬い印象を与える。
ホテルなどのサービス業に携わる人はホスピタリティ溢れる立ち振舞いをする。
これが逆の印象を与えたとしたら、顧客は大きな違和感を持つだろう。
中でも、医者や教師は特に特徴が強い。
実際にやっている人たちからすれば、同業者はほとんど見分けられるという。
一方、印象からして、その仕事との違和感を覚えるような人の場合、
転職して間もなかったり、社内で配置転換となって日が浅かったりする。
その場に溶け込んでいるかどうかで、その人の能力と成果がわかる。
将棋の羽生名人は本の中で
「その場に馴染んでいる人は強い」という趣旨のことを発言している。
逆に溶け込めず、何となく場違いな印象を与えている人は
おそらく成果も上がっていないだろう。
まずは場に溶け込むこと。
その場に相応しい風貌と振る舞いをしようと努めること。
そうすることで自信につながるかもしれない。
本日の武器「その場に合った服装と振る舞いをする」