シンプルイズベストというが 「黒新堂冬樹のブラック営業術(新堂冬樹)」
物事はシンプルな方がいい。
戦略をたてて成功に向けて行動する。
そのとき自分が描いているストーリーはシンプルなほうが成功率は高い。
恋愛において、家では立膝をついてものを食べるような女性が
好きな人の前では可愛く上品に振る舞う。
これはOKだと著者は言う。
嘘をついているのではなく、演じているだけだからだ。
それは「好きになってほしい」というシンプルなストーリーに沿っている。
ここで失敗するパターンとしては、相手に多くのものを求めすぎることだ。
「私をいつも最優先してほしい」
「女友達と飲みに行かないで欲しい」
「メールは1日30回欲しい」
「メールしたら必ず30分以内に返信してほしい」
これだけ要求が多くなれば、せっかくキレイな身なりにして、
演技もすごく頑張って良い印象を与えても、相手は引いてしまう。
「シンプルにする」とは「欲張らないこと」である。
営業で商品を売るときも同様だ。
せっかくあとひと押しで商談がまとまりそうなときに
「この商品の姉妹商品も抱き合わせで置いてほしい」
「お宅の店の全営業所に○○のポップを立ててほしい」
「請求書はこの商品とこの商品を理由てほしい」などと
あまりにも要求が多いと、相手としては面倒になってしまう。
複数の要求を実現させたいならば、一度にそれを突きつけないことだ。
1つずつ小出しにしていくことで、成功率はグンと上がる。
長期的に見ないといけない。
目先の欲望にとらわれて、あれもこれもとなってはいけない。
シンプルにするとは欲張らないこと。
そう考えることで自信につながるかもしれない。
本日の武器「欲張らずにシンプルにいく」