百武日記

自信がない人が自信を持って生きるためにはどうすればよいか。日々考えたこと、学んだことを記録し、自分の武器にする。

ラーメンを食べたら金を払わなければならない 「ダメな自分を救う本(石井裕之)」

たとえば、恋人が欲しいとする。

それが自分の目標だとする。

恋人がいれば楽しいし、いいことばかりだろうと考える。

しかし、本当にいいことばかりとは限らない。

今までは一人だったから時間もお金も自分のためだけに使えた。

しかし、恋人ができたら相手に合わせないといけないことが出てくる。

時にはぶつかりあって辛い目にもあう。

一人だったころは、そんな悩みは存在しなかったのに。

それでも恋人は欲しいのだろうか。

 

あるいは、自分が太っていて自己嫌悪を感じているとする。

なんとかダイエットを成功させよう。

痩せればいいことだらけだ、と思っているとする。

しかし、ダイエットをするということは、

太っていた頃のように食べることでストレスを解消することはできなくなる。

きつい運動も続けないといけなくなる。

それでもダイエットして痩せたいと思っているのだろうか。

 

多くの人は、目標や夢を抱いていながらも、

実は「夢を実現することで失うかもしれないものもある」という現実を見ない。

しかし、どんなに見ないようにしても、潜在意識はそれを知っている。

だから「本当は実現したくない」と潜在意識は考え、今の自分を続けようとする。

 

夢を叶えるには代償が必要なのだ。

ラーメンを食べたら、代金を払うのと同じことだ。

「それだけの代金を払ってでもそのラーメンを食べたいのか」

ラーメンは食べたいが、お金を払うことからは目を逸らしたい。

そんな気持ちでいる限り、なかなか問題は克服できない。

 

理想に近づくには、代償が必要だ。

苦労もするし、疲れるし、失敗にめげそうにもなる。

そこに目を逸らさず、覚悟の上で前に進む人だけが成功する。

そうすることで自信につながるかもしれない。

 

本日の武器「夢を叶えるための代償を考える」