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百武日記

自信がない人が自信を持って生きるためにはどうすればよいか。日々考えたこと、学んだことを記録し、自分の武器にする。

王貞治のバッティングの秘訣 「ハーバード流NOと言わせない交渉術 (W・ユーリー)」

日本の偉大なるホームラン打者、王貞治が語ったバッティングの秘訣がある。

彼はマウンド上から号泣を投げ込んでくる相手投手を「パートナー」と見なしていた。

なぜならば、投手が自分に向かってボールを投げてくれてはじめて

ホームランを打てるからだ。

敵意を剥き出しにして力の限りに投げ込んでくる相手投手は、

この偉大なるホームラン王にとっては決して敵ではなかった。

ホームランを打つ機会を与えくれる「協力者」だったのである。

 

敵意をむき出しにして強硬に自分の立場を次々と突きつけてくる

したたかな交渉相手を「パートナー」と見なすと、交渉はうまくいく。

卑劣な手段も強硬な自己主張も、すべてが最高の合意を得るために

与えてくれるチャンスだと考えられる人は、困難な交渉もまとめられるだろう。

 

スティーブン・スピルバーグが13歳のころ、近所にひどいいじめっ子がいて、

いつも泣かされていた。

水飲み場で髪の毛を掴まれて頭を振り回されたり、

泥に顔を押しつけれられたり、

体育の時間にフットボールで鼻血だらけにされたりしていた。

天罰を加えてやろうと何度思ったか数え切れなかった。

 

ところが彼は、やがてあることに思い立った。

相手を打ちのめしてやれないなら、引き込んでしまえばいい。

そこで彼はいじめっ子にこう言った。

「僕はナチスとの戦争映画をつくろうと思っているんだ。

君、その主人公になってくれないか。戦争のヒーローだ」

はじめ、いじめっ子は大笑いをした。

だが、彼は承諾し、やがてスピルバーグの親友になった。

 

腹が立つ人、意見が合わない人、苦手に思っている人と

嫌いな感情のままで接していても状況は変わらない。

彼らを自分のパートナーと考えて良い結果を一緒に出せないだろうか。

人だけでなく、苦手にしていることでも同様である。

敵やライバルがいなければ自分が戦う場も成長する場もないのだ。

そう考えることで自信につながるかもしれない。

 

本日の武器「どんな相手もパートナーと考える」