再現性はありますか 「ハイパフォーマー 彼らの法則(相原孝夫)」
ハイパフォーマーが共通に有している能力要素の一つは「再現性」である。
何度やっても同じようにできる能力のことである。
採用選考においても、本来重要なのは前職の実績ではなく、再現能力だ。
いくら前職において高いパフォーマンスがあがっていたとしても、
転職先の職場でそれが再現できなければ意味が無い。
だから採用選考では、求められる能力を本当に保有しているのか、
それとも前職では周囲のバックアップや上司の指導など環境に恵まれていて
たまたま成果があがっていただけなのかを見極める必要がある。
どんなに高い成果をあげていたとしても、
「なぜ自分の実績があがっているのか」を説明できない人は、
自分なりの方法論や好業績パターンを確立していない可能性が高い。
そのような人たちは新しい環境では自分の力を発揮できないかもしれない。
目先の成果を追うことは大事なことである。
だが、方法論の確立を重視すると、自分なりの成功パターンが増え、
継続して成果をあげることができるようになる。
成功パターンが確率していれば、多少の環境変化があっても
早期に適応して成果を上げ続けることができる。
自分の能力には再現性はあるだろうか。
そう考えることで自信につながるかもしれない。
本日の武器「再現性のある勝ちパターンを確立する」