成功本で成功できるか 「会社に左右されない仕事術(三田紀房)」
成功本を読んで「へえー」と言っているような人は成功しない。
ベストセラーになるような成功本には、結局当たり前のことしか書いてないからだ。
人より違う発想を持つとか、失敗してもめげないとか、継続するとか、
そういった当たり前のことを当たり前にできている人は成功するし、
できていない人は成功しない。
だから成功本を読んで「へえ」と頷いている人は、
当たり前のことを新しい知識と思って読んでいることになる。
つまり、普段から自分の頭で考える習慣を持っていないのだ。
しかも、成功本に書かれた内容は継続して実践してこそ効果が現れる。
即効性は無いわけだから、書かれたことをちょっとやってみて
成果がすぐに出ないから「この本は間違っている」「私に合わない」となる。
そしてまた別の成功本に手を出し続ける。
では、成功本を読んで成功できる人はどんな人か。
それは成功本を読みながら「そうそう」と頷くタイプの人である。
こういう人は、普段自分が考えたり実行したりしていることと、
本の内容が同じだから「そうそう」と頷いている。
つまり、このタイプの人にとって成功本とは、
新しい知識を得るための情報源ではなく、
自分のやっていることの正しさを再確認するものなのだ。
成功本を読むこと自体は間違ったことではない。
しかし、成功本を読んで「へえ」「なるほど」と感化されてるだけでは心もとない。
たくさんの成功本を読むことが自己投資ではない。
成功本を読みながら「そうなんだよね」と言えるくらい
普段から自分の頭で考え、実践を繰り返すこと。
成功本を読んで成功する人は、このタイプの人だという。
そうすることで自信につながるかもしれない。
本日の武器「成功本を読んで「そうそう」と頷けるようにする」