読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

百武日記

自信がない人が自信を持って生きるためにはどうすればよいか。日々考えたこと、学んだことを記録し、自分の武器にする。

大人のポジティブシンキング 「40歳の教科書NEXT自分の人生を見つめなおす」

ハートは熱く、頭は冷静に(ホットハート・クールマインド)

これはもともと経済学者の言葉を借りた表現で、本来の意味とは違うが、

著者はこの言葉こそ大人がポジティブになれるフレーズだという。

 

「ハートは熱く」これは「自分だまし」のことである。

自分のポジティブな心に忠実であること。

あくまでも楽観的に、あえて現実を自分の都合のいいように解釈することである。

本当はネガティブな要素があったとしても、「それでも大丈夫」と解釈するのだ。

 

子供時代であれば、失敗のことを考えずにひたすら無邪気にチャレンジできるだろう。

しかし、大人になるにつれ、この先プロ野球選手やハリウッドスターになれるとは

思わなくなってくる。

40歳にもなればなんとなく将来が見えてきたような寂しさや無力感にも襲われる。

だからこそ失敗を恐れてチャレンジしなくなり、守りに入る。

そんな状態で、積極的な思考を手に入れるのは難しい。

「もう無理なんじゃないか」という自分の批判を一旦保留して、

「まだまだやれる」と思い込むことは、ある意味自分をだます必要がある。

 

もちろん、ひたすら身勝手に自分の都合のいいように物事を思い込んでも

人に迷惑をかけることもある。

無反省なポジティブシンキングほどやっかいなものはない。

だからこそ「頭の冷静さ(クールマインド)」が必要になる。

自分を騙して積極的な思考を手に入れるのは大事だが、

常に冷静に物事を判断する思考も忘れてはならない。

 

手品を知らない子どもが「熱い心(ホットハート)」だけで手品を見たとする。

おそらく「この人は超能力者だ!」と感激し、それを100%信じてしまうだろう。

一方で、ハートの熱さを失って、ただ冷静な頭だけになってしまうと、

どんなマジックを見ても「こんなのインチキだ」で終わって楽しめなくなってしまう。

つまり、手品を楽しみには、そこに種も仕掛けもあることを冷静に理解しつつ、

同時に熱いハートで自分だましを行い、「鳩が消えた!」と驚かなくてはならない。

プロレスを八百長だと片付けず、真剣勝負ではないことを理解しつつ楽しむ。

「中の人」の存在を脇において、ミッキーマウスの着ぐるみに抱きつく。

いずれも「ハートの熱さ」と「頭の冷静さ」が両立してないとできない。

 

自信のない人がプラス思考で自信を持つには、

現実的なマイナス思考の自分を冷静な頭で一度脇において、

「それでも大丈夫かもしれない」と熱い心で自分をだませばよい。

確かに手品にはタネがある。プロレスには筋書きがある。着ぐるみには中の人がいる。

そして、自信のない人には、自信を失うような過去があったかもしれない。

しかし、それをあえて承知のうえでポジティブに考えてみてはどうだろうか。

そうすることで自信につながるかもしれない。

 

本日の武器「冷静な頭でネガティブを脇に置き、熱い心で自分をポジティブに騙す」