百武日記

自信がない人が自信を持って生きるためにはどうすればよいか。日々考えたこと、学んだことを記録し、自分の武器にする。

やる気を出すコツ② 「海馬―脳は疲れない(池谷 裕二 , 糸井 重里)」

心理学の言葉に

「初頭効果」と

「終末効果」というものがある。

 

テスト時間内の最初と最後に

能率が上がるように、

あることのはじめと終わりには

仕事がはかどる、

というものだ。

 

それを利用すると、

たとえば1時間何かをやるにしても、

30分に2回あると考えると、

はじめと終わりがそれぞれ

2回ずつくることになるから、

1時間で一気に何かをするよりも

効率が上がるのである。

 

これを別の角度から考えると、

行き詰まったときに

一旦仕切り直すことが重要だ、

とも言えるのではないか。

 

たとえば、

ギャンブルにしても、

ゲームにしても、

最初は調子が良くても

負けがこんでくるときがある。

 

そのときに負けを取り戻そうと、

「あと1回」「もう1回だけ」と

ムキになってやり続けると

ドツボにはまる。

 

そんなときは

これまでの時間と労力が無駄になっても、

勇気を持って撤退し、

仕切り直しをしたほうがよい。

 

最初のスタートダッシュと

最後の追い込みが一番が

最も効果的であるならば、

それを意図的に作り出せるように

コントロールする。

 

それをするためにも

要所要所で「仕切り直し」を

勇気を持ってできるようにしたい。

 

そうすることで

自信につながるかもしれない。

 

本日の武器

「仕切り直しをして

最初と最後の回数を増やす」