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百武日記

自信がない人が自信を持って生きるためにはどうすればよいか。日々考えたこと、学んだことを記録し、自分の武器にする。

0か1  白か黒 「問題解決の教科書(小宮一慶)」

ある心理学者が行った実験がある。

精神科医のところに、

何の疾患もない普通の人達を

患者として次々と行かせる。

彼らには精神的な疾患は全く無い。

実験のために集められた、ただの人だ。

ところが彼らを精神科医のところに行かせると

かなりの確率で精神科医は彼らに

精神科の病名をつけるのだ。

 

これは心理学で「ラベリング」という。

要は先入観が働くのだ。

精神科医に診察に来る人は、

何らかの精神的疾患を持っているに違いない」

そんな偏った先入観が精神科医に働いたのだ。

 

問題解決で最初に必要なことは何か。

それは問題を正確に把握することである。

しかし、人はなかなか冷静に事実を観察できない。

どうしてもそこに感情や先入観が働いてしまう。

そこで出た結論も歪んだものになりやすい。

 

特に、物事を0か1かで判断する人は

気をつけたほうがよい。

「0」と「1」の間には、

「0.33」も「0.75」もある。

 

物事を正確に判断するとは、

「0.33」は「0」ではなく、「0.33」であり、

「0.75」は「1」ではなく、「0.75」であると

事実をありのままに把握することなのだ。

 

黒と白の間には無数の灰色もある。

そこをありのままに見つめないと、

問題があるのに「無い」と言ってしまいかねない。

「1」と「0」しか見てない人には、

「0.33」や「0.75」の存在には気づけない。

「無い」と思っている問題を解決することはできない。

 

ありのままの事実を見て、

ありのままの問題に気づくこと。

それが問題解決の第一歩となる。

そうすることで自信につながるかもしれない。

 

本日の武器「ありのままの問題を見る」