百武日記

自信がない人が自信を持って生きるためにはどうすればよいか。日々考えたこと、学んだことを記録し、自分の武器にする。

自分の背丈のほうが高くなる気持ちで 「宮本武蔵の五輪書が面白いほどわかる本(細谷正充)」

人は自分の姿勢で気分が左右される。

これはTEDでのエイミー・カディの

有名なスピーチでも言われていることだ。

 

縮こまって身体を丸めていると

マイナスの気分になるし、

胸を張って身体を大きく広げると

プラスの気分になっていく。

 

5分間の面接の前に

力強いポーズを2分間とった人と

縮こまったポーズを2分間とった人と

どちらが面接官は採用したいと思ったのか

調べる実験が行われた。

 

結果は力強いポーズをとった人のほうが

圧倒的に採用される率は高かった。

力強い姿勢をとっていると、

気分も考え方も積極的になり、

それは周りの人にも影響を及ぼすのだ。

 

宮本武蔵の書いた五輪書

たけくらべといふ事」という文章がある。

 

「丈くらべ(背くらべ)というのは、

敵の懐に入るときの心構えのことである。

自分の身体が縮こまらないよう、

足も、腰も、首も伸ばさなくてはならない。

敵の顔と自分の顔が並んだとき、

自分の背丈の方が高くなるような気持ちで

敵の懐に入ることが肝心なのだ」

 

遠い昔、最強の剣豪と言われた

宮本武蔵が言っていることも

TEDでのエイミー・カディの

スピーチの内容も

共通することがあるのではないか。

 

脳は身体を支配しているように見えるが、

実は身体の動きによって

影響される、という研究結果もある。

 

要は、物事をうまく行おうとすれば、

身体を大きく広げて、

力強い姿勢をとったほうがいいのだ。

そうすることで自信につながるかもしれない。

 

本日の武器「力強い姿勢をとる」