百武日記

自信がない人が自信を持って生きるためにはどうすればよいか。日々考えたこと、学んだことを記録し、自分の武器にする。

血と下痢 「ワルの作法(中谷彰宏)」

体力的に強い人は、出血にも下痢にも強い。

ビニールハウスで育ったマジメ君は、出血に弱い。

血が出ると泣いて、もうダメだと言い出す。

だが、出血は悪いことではない。

何かをすれば、怪我もあるし、食あたりで下痢をすることもある。

出血や下痢は悪いものを出す働きがある。

出血や下痢を恐れず行動したほうがよい。

 

豆柴犬は、忠誠心から飼い主を本気で咬んでくる。

咬まれた瞬間にショックを受けているようでは、豆柴を飼うことはできない。

犬に咬まれたときにショックを受けないことだ、

咬まれるのは当たり前だ。

豆柴の飼い主は傷だらけで飼っている。

 

犬の歯は鋭くて深く刺さるから、血がドッと出る。

そこでびっくりして慌てて止血しないほうがよい。

犬は雑菌をたくさん持っている。

体をその雑菌を血を出すことで外に出している。

だから咬まれたら、流水で消毒をして、血を止めずにどんどん出す。

そうしたほうが治りが早いのだ。

 

下痢も同じだ。

下痢は毒素を出すために必要な行為だ。

だから下痢止めで慌てて止めてしまうと、毒素が外に出ずに体内に残って、別の合併症

が起こる。解熱剤で無理に熱を下げるのも同じことだ。

 

仕事・人生・恋愛においても出血や下痢はつきものだ。

それにびくびくしてはいけない。

出血や下痢に相当する出来事が起こったら、「今自分の体がきれいになっているような

ものだ」と思えばいい。

出血や下痢を恐れていると、何もトライできずに終わってしまう。

そう考えることで自信につながるかもしれない。

 

本日の武器「何事においても下痢や出血にびびらない」