一見どうでもいいことが一番大切である 「欲しいと言われる男になるMUST50(中谷彰宏)」
モテる人は、どうでもいいことを「どうでもいい」とは言わない。
こだわって見られるのだ。
どうでもよさそうなことや、一見切り捨ててしまいそうなことを、
「いや、どうでもよくはないね」と言ってあげられるのがサービス精神だ。
なぜなら、相手にとってはどうでもよくないからである。
一緒にこだわってあげることが大切なのだ。
無能な上司は、重大な事件のときには大騒ぎするが、
小さなことには「そんなことは、どうでもいい」と切り捨てる。
些細なことを「どうしようか」と一緒になって真剣に考えてあげると、
その時点で信頼関係が築ける。
逆に、上司が重箱の隅をつつくようなことを言ってきたら、
上司につきあってあげればよい。
上司の信頼が得られれば、仕事も任されるだろう。
大事なのは、自分にとってはどうでもいいことでも
相手にとってはどうでもよくないことをわかってあげることだ。
もちろん、自分も忙しい中で、自分から見ればどうでもいいことに付き合うのは
精神的にも、時間的にも難しいだろう。
だが、相手につきあいながら、自分の優先順位の高い仕事もこなせる人は
一段上のレベルの人と言えるのではないか。
そう考えることで自信につながるかもしれない。
本日の武器「どうでもいいことをどうでもよくしない」