百武日記

自信がない人が自信を持って生きるためにはどうすればよいか。日々考えたこと、学んだことを記録し、自分の武器にする。

手抜きができる人になる 「できる社員の損益分岐点 (松尾 喬)」

人は、常にずっと集中力と緊張を高く保つことはできない。

何日も何日も不眠不休でいられるはずもない。

何日も何日も空腹に耐えられるはずもない。

仕事も同じで、常にフルスロットで集中力が続くことはないので、

メリハリがつけられるようにしないといけない。

 

書で言えば、文字の大小。写真で言えば、光の明暗。

運動で言えば、力の入れ方の強弱。

メリハリが効いたものがいい作品だし、いい運動と呼べる。

 

手抜きができない人は、常にフルスロットだから

集中力が途中で切れてパフォーマンスが悪くなる。

手抜きができない人は、仕事ができない人だとも言える。

 

また、手抜きをしたがる人は、当然パフォーマンスは悪い。

 楽をしたいがために、何にも考えずに手抜きをするとトラブルになる。

 

本当に楽をしている状態とは、仕事のメリハリがつけられている状態だ。

つまり、手抜きがきちんとできるということだ。

手抜きができるということは、仕事のやり方を知っているということである。

仕事のやり方を知っているということは、

仕事の手順とその要点をわきまえてるということだ。

仕事の要点をきちんとわきまえていれば、他は簡略しても支障はない。

良い意味で手抜きができるのだ。 

 

きちんと手抜きをするためには

仕事の要点をとらえてメリハリをつけられるようにしないといけない。

自分で力の入れどころ、抜きどころをつかまないといけない。

そのためには膨大なトライ・アンド・エラーが必要になる。

考えながら数をこなすことで、最も効率的な力の緩急がつかめる。

「苦労をする」ことで、「楽をする」ことができるのだ。

 

仕事を楽にこなせれば、自分の負担も減る。

上手に手抜きをすることでパフォーマンスは上がる。

どうメリハリをつければ効果的なのかを考えながら行動することで、

きちんとした手抜きができる人になる。

そうすることで自信につながるかもしれない。

 

本日の武器「どうやったら、きちんと手抜きができるようになるか考えながら動く」