百武日記

自信がない人が自信を持って生きるためにはどうすればよいか。日々考えたこと、学んだことを記録し、自分の武器にする。

これは本当に大事な考え方! 「すべてが見えてくる飛躍の法則 ビジネスは<三人称>で考える (石原明)」

最近「すべてが見えてくる飛躍の法則 ビジネスは<三人称>で考える (石原明)」

という本を読んでいる。

この中の<三人称>という視点は、本当に「なるほど!」と思った。

この視点は、仕事でも、自信をつけるという点でも、非常に大事だと思う。

 

<一人称>は、「自分目線」の考え方である。

自分からはどう見えているか、で物事を考える。

<二人称>は、「相手目線」の考え方である。

相手からはどう見られているか、で物事を考える。

<三人称>は、「まわり目線」の考え方である。

まわりの第三者からはどう見られているか、で物事を考える。

 

この<三人称>の視点を身につけることで、仕事もうまくいくし、

感情のコントロールも身につく。自分にとっての自信にもつながるに違いない。

 

私はyoutubeで、「HKT48の握手会で、母親同伴の人が騒いでいる」動画を見た。

動画では、男性が何らかの不満を大声で叫んでおり、それを母親がなだめていた、

この人を非難するつもりはない。ただ、この人がもしも<三人称>の視点があれば、

感情が抑えられ、冷静になっていたかもしれない、と思ったのだ。

 

この場合<一人称>は、この男性の視点だ。

自分の不満を、周りの人のことは考えずに大声で叫んでいる。

<二人称>は、「母親」の視点だ。彼は話し相手の母親に怒鳴っている。

この男性が母親の立場を考えられたら、つまり<二人称>の立場で考えたら、

その時点で冷静になれたかもしれない。

ところがこの男性は、私の推測だが、おそらく内弁慶なタイプだったので、

<二人称>になれなかったのではないか。

母親というのは基本的に子供の言うことを受け入れやすいから、

自分に自信がないひきこもりタイプの人は、母親によくキレる。

私も経験があるからわかる。

だから相手が母親だと、中々<二人称>にもなりづらかったのだと思う。

 

そして<三人称>は周りの人目線。

例えばこの動画を撮っている「カメラ目線」だ。

(この盗撮行為自体は、当然よくないが、この記事ではそこは議論しない。)

もしも、この男性がこの動画を見たとする。

自分が大声で騒ぎ、母親にも怒鳴っている姿を見る。

「周りの人からはこう見えているのか」という衝撃が走って後悔するかもしれない。

「今自分は周りからどう見えるか」自分と母親とのやりとりを、

<三人称>で捉えると、もしかしたら彼も冷静になれたかもしれない。

 

とにかく感情的になっている時は、<一人称>になりがちだ。

では<二人称>だったらいいのか。もちろん<一人称>よりはいい。

だが<二人称>の弱点は「相手の言いなりになりやすい」ということにある。

相手の立場に立とうとするあまり、相手中心に考え過ぎる時がある。

例えば「言うことをきかないと、嫌われる」と思ったり、

「メールの返事が来ない、どうしよう!」と考えたりする。

相手の動作、行動に一喜一憂になりすぎること、

これも感情的になっていると言える。

しかし<三人称>で、周りからはどう見えているか、と考えれば、

相手の言うことに極端に合わせる必要もない、と思えるのではないか。

 

<三人称>を身につけると、感情的になりやすい場面で、冷静さを取り戻せる。

それができると仕事もうまくいくし、自分の自信にもつながるだろう。

 

本日の武器「<三人称>で周りからどう見えるかを考え、冷静になる」

 

すべてが見えてくる飛躍の法則 ビジネスは、〈三人称〉で考える。

すべてが見えてくる飛躍の法則 ビジネスは、〈三人称〉で考える。