百武日記

自信がない人が自信を持って生きるためにはどうすればよいか。日々考えたこと、学んだことを記録し、自分の武器にする。

「我が社はいつもそうやってきた」は何かが間違っている警告 「エスキモーに氷を売る(ジョン・スポールストラ)」

著者がスポーツチームのビジネスで

広告について会社の重役と

話したときのこと。

 

当日券を買うた客を引き寄せるため、

試合当日の新聞やラジオの広告について

担当者に質問した。

 

「新聞広告とラジオのスポットで

1ゲームで5000ドルも使っているが、

これはどうしてだね?」

 

「うちではいつも

そうやってきましたから」

このように答えた人が

何人もいたという。

 

当日券購入者がもたらす入場料収入は

8000ドルにすぎなかった。

つまり、8000ドルを得るために

5000ドル使っていたのだ。

 

「試合当日の広告に

5000ドル使わなくても

1ゲーム当たり8000ドルの当日券収入は

入るだろうか」

「多分入るでしょう」

 

実際に試合当日の広告をやめたが、

当日券収入は8000ドルのままだった。

 

「わが社はいつもこうしてきた」

この言葉は何かが間違っている

 最初の警告である。

 

個人においても

「いつもこうしてきた」ことが、

 ベストなこととは限らない。

もっといい方法があるのに、

思考停止になってるのかもしれない。

 

そう考えることで

自信につながるかもしれない。

 

本日の武器

「従来の慣習を疑ってみる」