できない理由 「勝間和代のビジネス頭を創る7つのフレームワーク力(勝間和代)」
2007年4月に入学した大学生は、
ゆとり第一世代と言われ、
ゆとり教育を小学1年生から受けてきた。
ある会計学の大学教授が著者に言うには、
この世代の学生達が、会計学の授業の後で、
比例のやりかたがわからないので
教えてくれと長蛇の列を作ったという。
(ちなみに早稲田大学の話だ)
もうすぐ還暦で、
何十年と会計学を教えてきた教授にとって
こんなことは初めてだったそうだ。
会計学では比例がわからないと
授業にならないのは言うまでもない。
思考力、判断力というのは
ベースとなる知識があって
初めて身につくものだ。
判断が早い人は行動が早い。
「私は行動が遅くて」
「わかっているけどできなくて」
そう嘆く人は、
「わかっていないから行動できない」のだ。
誰でも未知の状況では判断が遅くなる。
逆に100%わかっている状況なら、
すぐに行動できる。
物事を知って、
よりわかっている状況に近づくほど、
判断も行動も早くなっていき、
結果が出やすくなる。
そうすることで
自信につながるかもしれない。
本日の武器
「必要な知識を増やす」