優れた人は「自分はダメだ」という 「考える技術(大前研一)」
世界のマーケットで競争力を持つような
優良企業は、「自己否定」を繰り返すと
著者はいう。
「まだダメだ、まだダメだ」という自己否定で、
常にベストを目指して変革していく。
これがあるからこそ世界で競争できる。
逆に自己否定できない会社は競争に勝てない。
そんな会社のトップは、
それまでの成功体験があるために
自分を美化しようとする傾向がある。
時代が代わり、
自分の成功体験によるやり方が
通じなくなっていたとしても、
それを認めようとしない。
過去の成功にとらわれていると、
自分を成長させようとしなくなるのだ。
個人においても同様である。
常に向上心を持って努力する人は成長する。
ということは、
優れた人ほど自己否定するのではないか。
今の自分に満足せず、
もっと良い方向へ持っていこうとする。
そうすることで
自信につながるかもしれない。
本日の武器
「前向きに自己否定をする」