百武日記

自信がない人が自信を持って生きるためにはどうすればよいか。日々考えたこと、学んだことを記録し、自分の武器にする。

教える弊害 「考える技術(大前研一)」

スウェーデンノルウェー

デンマークなどの北欧諸国は、

人口は少ないながらも

国民一人当たりのGDPは世界の上位を占める。

その要因の一つは

これらの国の教育現場にある。

 

まず第一に、

「teach(教える)」という言葉が

禁じられているのだ。

 

「教える」という言葉は、

答えがあることを前提にしている。

しかし、社会に出れば

正解がない中で自分で答えを

導かなければならない。

 

だからこれらの国々では

「教える」という言葉を使わずに

「learn(学ぶ)」という言葉を使う。

 

デンマークでは、

「1クラス25人全員が違う答えを

言ったときが最高である」とされる。

 

子どもたちが学びとるという考え方が基本で、

テキストには「学校には教える権利はない。

学ぶ権利を支援するところが学校である」と

書いてあるほどだ。

 

何かをやるときに

「教えてもらってない」

「習っていない」という姿勢の人は

自分で正解を導くことはできない。

 

勝手に自分で調べて学んで質問していく、

そんな姿勢が正解を自分で見つける力を

育んでいく。

 

そうすることで

自信につながるかもしれない。

 

本日の武器

「教えてもらうのではなく学ぶ」