ポジティブ認識 「ゴール―最速で成果が上がる21ステップ (ブライアン・トレーシー)」
目標達成に専念し、
効率よくそれを実現するためには、
「ポジティブシンキング」だけでは足りない、
と著者はいう。
必要なのは「ポジティブシンキング」を
「ポジティブ認識」に変えることである。
自分は目標を達成するのだ、ということを
心から「認識」し、「信じる」のである。
普段から思い続けていることは実現する。
成功に対する揺るぎない想いを
潜在意識にプログラムすることだ。
そのために著者が行っていた習慣がある。
ノートを1冊用意し、毎日そのノートに
自分にとって最重要な目標を10~15書き出す。
前日と違う目標でいいので
そのとき浮かんだ目標を書き出すのである。
毎日思いついた目標を10-15個書いていくうちに
リストの内容は段々同じになっていく。
それは目指すものが明確になったということだ。
目標が明確になるほど、
その対策も具体的に思い浮かんでくる。
目標は現在形で具体的に書いたほうがよい。
現在形で書かれた迷いのない文は、
潜在意識を活性化させる。
「お金を稼ぎたい」ではなく
「私は毎年5万ドル稼ぐ」と書く。
「痩せたい」ではなく
「私は体重を5キロ2ヶ月で減らす」と書く。
潜在意識は曖昧な命令を受け付けないため、
明確な現在形で目標を書き出す。
それを毎日繰り返すことで、
目標は明確になり、
脳はその目標に向かって動き出す。
そうすることで
自信につながるかもしれない。
本日の武器
「毎日目標を現在形で10-15書き出す」