安全第一という先送り 「ビジネスに活かすギャンブルの鉄則 (谷岡一郎)」
日本人のいけないところは、
どうしようもないギリギリまで
決断を先送りすることだ。
もっと早く勝負しておけば
勝つチャンスが高かったものを、
目先のリスクを避け、
結論を先送りしようとする。
その結果、かなり不利な
「一か八かの起死回生に賭けるしかない」状況になる。
安全第一なのは当然なのだが、
勝負どころにおいては
リスクをとってでも勝負するべきである。
何事もコストをかけなければ
リターンは得られないのだ。
事なかれ主義で思い切った行動がとれないと、
遅かれ早かれ競争に負けてしまう。
今のままが今後も続く保証はない。
遅かれ早かれリスクをとらないと勝てないなら
どこかで思いきらないといけない。
何もしなければ何も起こらないのではない。
実は何もしなければ状況は悪くなる。
安全第一にとらわれて
何もしなくなることを避けること。
そうすることで
自信につながるかもしれない。
本日の武器
「何もしない、をやめる」