百武日記

自信がない人が自信を持って生きるためにはどうすればよいか。日々考えたこと、学んだことを記録し、自分の武器にする。

言葉のプラシーボ 「雑菌主義宣言!(斎藤 孝)」

かつて松下幸之助は社員の採用試験で、

「あなたは運がいい人間だと思いますか」

と尋ねたそうだ。

 

そして、「あまり運が良くない」

と答えた人は採らなかった。

 

自分は運がいいから

頑張ればなんとかなるだろう、

と思っている楽観的な人間じゃないと

大きな仕事はできない、と考えていた。

要は心の持ちようだ。

 

ある数学者は、

どんな問題を出されても

「Oh,it's so easy」と言ってた。

 

難しい問題を出されて一瞬でもひるむと

脳が萎縮して実力が出せない。

まず、簡単だと自分に言うことで

脳を全開にしていたいのだ。

言ったから必ず解けるというわけではないが、

「簡単だ」という姿勢で取り組むと

脳がフル回転する。

 

心の持ちようとして

「これは大変だ」と思って取り組むよりも

ハードルを下げたほうがうまくいく。

 

これは言葉を

プラシーボ効果として活用している、ということだ。

プラシーボとは、日本では偽薬と紹介される言葉だ。

薬のような外見でありながら

実際には薬効はないものが、

心理的効果によって

効き目があるように感じられるものをいう。

 

言葉で心を前向きにしていく。

「大変だ」「もう駄目だ」と思ってやるよりも、

「簡単だ」「何か方法があるはずだ」と思って

取り組んだほうが結果は違ってくる。

 

個人的には

「自分は運がいいから大丈夫」

「何か方法があるはずだ」と思ってやると

何かしらできることが見つかるので

オススメである。

 

そうすることで

自信につながるかもしれない。

 

本日の武器

「自分は運がいいと思って行動する」