百武日記

自信がない人が自信を持って生きるためにはどうすればよいか。日々考えたこと、学んだことを記録し、自分の武器にする。

多分大丈夫だろう 「エッセンシャル思考(グレッグ・マキューン)」

自動車に乗っているとする。

もしも車間距離をとらずに、

ひたすら全速力で目的地に向かったら

どういう事態になるだろうか。

 

まわりの車はどんな動きをするか

予測できないし、

信号はいつも青とは限らない。

前の車が急ブレーキをかけるかもしれない。

 

ぶつからないようにするためには

前の車との間に距離をとって

余裕を見ておく必要がある。

これがバッファである。

 

バッファをとれば、

周囲の車の思わぬ動きに対応できる。

急ブレーキもいらないし、

万が一の事故も防げるようになる。

 

車の運転に限らず、

何事おいてもバッファは重要になる。

プロジェクトも、宿題も、

締切当日でも大丈夫だと思ったら

失敗してしまう。

やることは山積みだし、

突貫工事でクオリティも低くなる。

 

会議においても

4時間の会議を4時間目一杯使うのではなく

質疑応答に30分以上たっぷりと

時間を確保しておいたほうがよい。

時間が限られている分、

大事な議題に集中できるし、

時間が押したとしても

バッファがあるから対応できる。

 

希望的観測はやえたほうがよい。

「5分もあれば着くだろう」

「金曜までにはやれるだろう」

自分に都合の良い予測をたてたとしても、

思わぬトラブルに見舞われたり、

見積もりが甘かったりする。

 

ものごとは決して思うようには進まない。

だからこそバッファを設けたうえで

行動したほうがよい。

 

そうすることで

自信につながるかもしれない。

 

本日の武器

「バッファを設ける」