百武日記

自信がない人が自信を持って生きるためにはどうすればよいか。日々考えたこと、学んだことを記録し、自分の武器にする。

セルフイメージを変える 「非常識な成功法則(神田昌典)」

どんなに優れた目標を作っても

実現しないことがある。

その原因はセルフイメージであると

著者はいう。

 

自分は凡人だというイメージを持っていると

成功者になることはできない。

なぜなら成功しても自分では気づかないからだ。

たとえ他人からは「すごいですね」と評価されても

「いや、そんなはずはない」と否定する。

 

成功に向けて変化していくよりも、

今までのセルフイメージ通りの自分を

維持するほうが心地がいいのである。

なりたい自分になるためには、

セルフイメージを変えないといけない。

 

著者はセミナーをやっているときに、

常に切羽づまった受講生と真剣勝負で

向き合うことに疲れた時期があるという。

 

そこで著者は自分の中で肩書を変えたそうだ。

いままでの肩書は「実践マーケッター」だった。

それがそのままセルフイメージになっていた。

その肩書だと「教えるのは自分の仕事ではない」という

思いが無意識に肉体的、精神的に追い詰めていく。

 

そこで自分に都合のいい肩書を考えた。

「スーパー・エナジャイジング・ティーチャー」である。

スーパー熱血教師という意味で、

単なる教師ではなく、元気も与える教師であるという

セルフイメージを作った。

セミナーの前には

「私はスーパー・エナジャイジング・ティーチャー」

と自分に言い聞かせたのだ。

 

そうすると、セミナーをやるにあたって

今まで感じていた疲労感や苦痛が無くなった。

質問されるのも嫌だったのに、

今では質問もウェルカムであるという。

 

自分の欠点を克服したい、

自分の嫌な性格を直したいと思ったとき、

自分に新しい肩書を作ってみる。

ポイントは「スーパー○○」みたいに

自分の欠点をものともしない人物像にすることだ。

 

正しい英語でなくてもいいし、

英語を使わなくてもいい。

この肩書は対外的なものではなく、

あくまでセルフイメージを変えるものだからだ。

 

新しい自分の肩書を紙に書いて、

毎朝見る。

そうすることでセルフイメージは変わるし、

自信につながるかもしれない。

 

本日の武器

「新しい肩書を紙に書いて毎朝見る」