百武日記

自信がない人が自信を持って生きるためにはどうすればよいか。日々考えたこと、学んだことを記録し、自分の武器にする。

スランプ 「なぜ、タモリさんは人の懐に入るのが上手いのか?(内藤誼人)」

プロ野球の選手が成績に伸び悩んだとき、

ついつい何か新しいことをやろうとして

フォームを改善しようとするが、

逆に失敗してしまう選手がいる。

 

経営においても、ちょっと業績が悪くなったら

多角経営など思いつきで何か新しく始めて

かえって業績を悪くする経営者もいる。

 

しかし、スランプのときは

何をやってもダメだと割り切ったほうがいい。

焦って余計なことをするよりも

普段通りの行動をとって

本業に精を出したほうがよい。

 

スランプは風邪みたいなものである。

黙って静かに横になっていれば治るのに、

余計なことを始めるから

ひどくこじらせてしまう。

 

どうしてもスランプのときに

気分が落ち着かなくなるのであれば、

スランプ時にとる行動を

あらかじめ決めておくとよい。

 

ミステリー作家のアガサ・クリスティ

スランプで筆が進まなくなると、

お皿を洗うことにしていたという。

 

「これをしているとスランプから脱出できる」

そんな方法を一つ決めておくと、

暗示効果が働いて、実際にうまくいく。

 

スポーツ選手の8割が

リラックスできる自分なりの迷信行動を

持っているという調査結果もある。

 

スランプに陥ったとき、

慌てて何かをしようとしてはいけない。

 

自分を落ち着かせるための

ちょっとした行動はかまわないが、

それ以上のことはせずに

やるべきことを粛々とこなすのがよい。

そうすることで自信につながるかもしれない。

 

本日の武器

「スランプ時の行動を決め、あとは普段通り」