百武日記

自信がない人が自信を持って生きるためにはどうすればよいか。日々考えたこと、学んだことを記録し、自分の武器にする。

できないものはできない 「なぜ、タモリさんは人の懐に入るのが上手いのか?(内藤誼人)」

「できない」ことも「できる」と思いこんで

努力を重ねるのは貴重な時間の浪費である。

「できるやつは初めからできる。

できないやつはいくら努力してもできない」と

タモリも発言している。

 

トリンプ・インターナショナル・ジャパン

社長を務めた吉越浩一郎氏は

社員教育はムダである。

仕事が優秀な人間は教えられなくても

自分でやり方を身につける」と発言している。

 

結局、努力すること自体はよいことなのだが、

大事なのは努力の方向性を間違わないことだ。

人の才能、能力の8割は生まれながらにして

決定されているという研究結果もあるらしい。

やってもできないことにいつまでもしがみつくのは

努力の方向性が間違っている。

 

ヨハネス・ケプラー大学の

エドワード・ブランドスタッターによれば

自分が「できる」という思い込みの強い人は、

なかなか自分の努力を打ち切ることができないそうだ。

 

人には向き、不向きがある。

どれほど度量kしても達成不可能な課題は

現実にはいくらでもある。

そんなときには「できない」と割り切るのも

一つの勇気である。

 

無理なことまで自分でやろうとするのではなく

他の誰かに代わりにやってもらうとか、

やらずに済ませる方法はないかとか、

代替案を考えるほうが生産的である。

 

夢をあきらめるとか

努力しなくていいのかとか

そういった反論もあるかもしれないが

何に努力をすれば一番効果的なのか、

それを考えるのが重要であるということだ。

そうすることで自信につながるかもしれない。

 

本日の武器「努力の方向を考える」