百武日記

自信がない人が自信を持って生きるためにはどうすればよいか。日々考えたこと、学んだことを記録し、自分の武器にする。

立派な人にならない 「なぜ、タモリさんは人の懐に入るのが上手いのか?(内藤誼人)」

あまり深く考えずに「立派な人になりなさい」と

言われることはあるが、

立派な人になるためには大変な努力と気苦労を要する。

 

イギリスは階級社会であり、上流階級の人には

いついかなるときでも紳士としてのマナーを

求められるという。

 

階級の是非は別にして、

上になるほど気が抜けなくなることは多い。

日本でも上になるほどハメは外しづらくなるし、

プレッシャーも増してくる。

 

また、一流スポーツ選手は厳しいトレーニングを

欠かさず実行している。

サッカーの試合でフル出場すると、

11キロ前後の距離を疾走することになるが、

中村俊輔選手は試合が終わってもさらに

エアロバイクでトレーニングしていたそうだ。

 

「人間にとって一番恥ずかしいことは、

立派になるということです」とタモリは発言している。

 

立派な人間が悪いわけではないが、

立派であり続けるための努力とプレッシャーが

あることは考慮しなければならない。

それらを深く考えずに

「プロになる」「一流になる」と軽々しく言うのは

恥ずかしいことではないだろうか。

 

逆にその努力と気苦労が気にならないのであれば、

一流を目指すべきだし、

「嫌だなあ」と思うのであれば

他に向いていることを探したほうがいい。

 

大事なのは自然体でできるかどうかである。

自然体で努力できないのに

立派になることのメリットだけを見て

その裏の苦労を見なければ

「こんなはずじゃなかった」となる。

 

努力も気苦労も含めて自然体で対処できる人は

「普通に仕事をしていたのに、

気づいたら役職が上がっていた」という状態になる。

 

努力も含めて自然体でできることをやりぬく。

そうすることで自信につながるかもしれない。

 

本日の武器「努力や気苦労を自然体でこなせることをする」