百武日記

自信がない人が自信を持って生きるためにはどうすればよいか。日々考えたこと、学んだことを記録し、自分の武器にする。

ノーと言うにはイエス 「7つの習慣(スティーブン・R・コビー)」

7つの習慣の中の有名な話に、時間管理のマトリクスがある。

活動を「緊急度」と「重要度」に分類する。

緊急かつ重要な領域が第一領域

緊急ではないが重要な領域が第二領域

緊急だが重要ではない領域が第三領域

緊急でも重要でもない領域が第四領域

大部分の人は第一領域に忙殺され、第二領域を後回しにしている。

病気の治療は第一領域だが、病気の予防は第二領域だ。

効果的なのは第二領域であり、ここにどれだけ時間を割けるかがポイントだ。

 

第二領域を行うためには、主体的でなければならない。

第一領域や第三領域の事柄は向こうから私たちに働きかけてくるが、

第二領域は自らすすんで働きかけなければならないのだ。

そして、第二領域の優先課題に「イエス」と言うには、

一見重要に見える緊急な活動に「ノー」と言わなけれならない。

 

では「ノー」と言うにはどうすればいいか。

最も優先すべきことが何なのか、しっかりと決めておくことである。

そして、気持ちよく、笑顔で素直に、それ以外のことに対して

「ノー」と言う勇気を持つ必要がある。

つまり、ためらうことなく「ノー」と言える秘訣は、

自分の中でもっと強い「イエス」を持つことなのだ。

第二領域にもっとも強いイエスを持つことで、

他の領域にノーが言える。

小事に振り回されてはいけない。

「最良」の敵は「良い」である。

 

 

緊急なことが「良い」ものであっても、

何でもかんでも「良い」を許してしまえば、

「最良のもの」、自分にしかできないことがやれなくなってしまう。

自分の中の「最良」の判断軸を持ち、

可能な限りそれ以外のことにノーと言うこと。

そうすることで自信につながるかもしれない。

 

本日の武器「第二領域以外のことになるべくノーを言う」