「持つ」か「なる」か 「7つの習慣(スティーブン・R・コビー)」
問題は自分の外にあると考えるならば、その考えこそ問題である。
それは自分の外にある事柄に支配されることを容認することであり、
自分を改善するよりも、そとにある事柄が変わるべきだと考えることだ。
そういう人は「持つ」ということを重視する。
「金さえ持てば幸せになれる」「もっと話のわかる上司を持っていたら」
「もっと忍耐強い夫を持っていたら」「もっと自由な時間があったら」
本当に状況を改善したいのであれば、コントロールできるものに集中するべきだ。
変わらない相手を変えようとするよりも、自分の欠点を正すことを心がける。
そういう人は、「持つ」よりも「なる」ことを重視する。
「私はもっと忍耐強くなる」「もっと賢くなる」「もっと優しくなれる」
「よりよい聞き手になる」「もっと熱心な生徒になる」
そして最も主体性が必要なのは「幸福になる」ということだ。
周りがどうあれ幸福に「なる」という覚悟が必要である。
周りのせいにせず、自分で変えられることころを前向きに見つけることだ。
「~さえあれば」という考えにとらわれすぎて、
何も自分から行動しないのであれば事態は変わらないままだ。
「なる」を重視する。
そうすることで自信につながるかもしれない。
本日の武器「持つよりなる」