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百武日記

自信がない人が自信を持って生きるためにはどうすればよいか。日々考えたこと、学んだことを記録し、自分の武器にする。

ガチョウを殺すな 「7つの習慣(スティーブン・R・コビー)」

「ガチョウと黄金の卵」というイソップ寓話がある。

ある貧しい農夫が、飼っていたがちょうの巣の中に黄金の卵を発見して、

市場に持っていったら本物の純金だった。

それから1日1回生まれる黄金の卵を売って農夫はお金持ちになったが、

富が増すにつれて欲が出て、1日1回では待ちきれずに、

ついにガチョウを殺してお腹の中の卵を一気に手に入れようとした。

ところがガチョウのお腹を開けてみると中は空っぽだった。

農夫は黄金の卵も、それを手に入れる手段も失くしてしまったという話だ。

 

この話は、「効果性」とは何かを教えてくれると著者はいう。

ほとんどの人は黄金の卵のことだけを考えがちだ。

目標を達成しさえすれば、それが「効果的」だと考える。

しかし、この寓話が示すように、真の効果性というものは2つの側面を持つ。

目指す目標や結果(黄金の卵)と、

その結果を手に入れるための資源や手段(ガチョウ)である。

 

つまり、ガチョウを疎かにして、黄金の卵ばかりを追い求めれば、

やがて黄金の卵を生み出す資源を失くしてしまう。

逆に、ガチョウの世話ばかりして黄金の卵のことを全く考えなければ、

お金を得る手段を失くしてしまう。

効果性は、黄金の卵とガチョウの2つのバランスにあるのだ。

 

娘の部屋をきれいな状態にしておきたいとする。

それは目標であり、黄金の卵に相当する。

娘に掃除をやってほしいとすれば、それは目標達成の手段であり、

ガチョウに相当する。

ここで目標(きれいな部屋)に集中しすぎると、

部屋の掃除をするように何度も小言を言って娘を悩ませることになる。

また、娘(ガチョウ)に集中しすぎると、

娘の機嫌をとるだけで、肝心の掃除をさせることに結びつかせられなくなる。

黄金の卵とガチョウのバランスをとっていれば、

普段から娘と信頼関係を築き、部屋の掃除をする意図を十分に伝えているので

娘はいちいち言われなくても気持ちよく掃除を行うのである。

 

色んなもうけ話に飛びつくのに夢中になるあまり、

肝心のお金を稼いでいないことはないだろうか。

テストの点数を求めてカンニングし、結果テストそのものを失格になっては

意味が無いのではないか。

目標に集中しすぎてもダメだし、目標達成の手段に気をとられてもダメである。

その2つのバランスをとっていくことが最も効果的なのだ。

そう考えることで自信につながるかもしれない。

 

本日の武器「黄金の卵とガチョウのバランスをとる」