目の前の目標に集中するな 「人生を変える自分ブランド塾 (中谷彰宏)」
ほとんどの人が最初のゴールだけを見ている。
与えられたノルマや目標だけを見ている人は、
その目標を達成しても得るものは小さい。
たとえその人がそのゴールを達成してなくても、
その次のゴールも目指しているのであれば得るものは大きい。
接待のお店に連れて行った後、
「じゃ、このあと1杯飲みに行きましょう」と誘う。
そこで「ちょっともう飲んだので、コーヒーとか飲める店はないかな」と言われたとき
「今から探してきます」では遅い。
そこでもたつかなくてもすむようにしないといけない。
接待の上手な人は、目標の店のリサーチだけではなく、
そのあとどこに行くかを考えて、「あそこにスタバがある」と見ながら歩く。
「タクシー乗り場があそこにあるから、もう帰るというときは、ここに行けば
タクシーがつかまえられる」と見ている。
お店に必死な人は、周りが全然見えていない。
勝負は食べに行くお店で決まるのではなく、
「さっきあそこにスタバがあったから行きましょう」と次の店が見えているかで決まる
運転の下手な人は前しか見ていない。
運転がうまくなればなるほど、前だけを見ている比率が減る。
サイドミラーやバックミラーを見る比率が増える。
目の前よりも2つ先の信号を見て
「今この流れで行くとあの信号で止まるから、ここで飛ばしてもしょうがない」と
判断するのが運転のうまい人だ。
目標を達成したあと、次に何をやりたいか、
それを目標を達成する前から見えている状態にすること。
そうすることで自信につながるかもしれない。
本日の武器「目標の次を見る」