コクがあるのにキレがある 「人生を変える自分ブランド塾 (中谷彰宏)」
自分をブランドとして確立するためにはどうすればいいか。
キャラをかけ算で組み合わせることである。
たとえば、自分を「○○だけど、△△」と表現する。
「コクがあるのに、キレがある」というコピーみたいなものだ。
一つのキャラだけでは、かぶる人がたくさん出てくる。
相反するものを食い合わせてGAPを作る。
「外見は○○、中身は△△」という言い方もある。
「外はパリパリ、中はふわふわ」というお菓子の表現と一緒である。
外と中、2つの軸で考える。
「今は○○だけど、未来は△△」という言い方もある。
「初めは甘いけど、あとから辛さがくる」というタイカレーいたいなものだ。
ナンパ指南本の著者でたまに「昔は全くモテなかったが、今では100人切り」みたいな
人がいるが、これも時間軸でキャラをかけあわせている。
「昔は事業に失敗して金に困っていたが、今では働かなくても生活できる」みたいな
パターンも同様であろう。
となると、今自分がコンプレックスに思っていることは自分のキャラを強調するための
武器にも成り得るのではないか。
「強面だけど~」「背が低いけど~」「学校の成績はビリだったが~」
何でもいいがマイナスからスタートして大きなプラスを成し遂げた時、
その他大勢の人とは違う、自分だけのブランドができる。
そう考えることで自信につながるかもしれない。
本日の武器「マイナスのスタートだけど、今では~を目指す」