方程式をつくるもの 「人生を変える自分ブランド塾 (中谷彰宏)」
ブランドで必要なのは、X軸とY軸だと著者は言う。
X軸は「自分が」できることである。
Y軸は「相手が」幸せになることである。
ほとんどの人はXかYかどちらかでしか考えない。
「私はこれをやりたい」というX軸に偏って考えたり、
あるいはY軸に偏って相手の顔色だけを見続けたりする。
流行りに気をとられているのも、Y軸に偏っているということだ。
もつ鍋が流行ったらもつ鍋をやり、クレープが人気ならくれーぷをやり、
そうやってコロコロ変えている内は自分のブランドはできない。
ブランドはXとYの組み合わせであり、
2つの要素から成る連立方程式である。
相手がどうやったら幸せになるか、そのために自分は何ができるかを考える。
その答えを出す方程式は、その人その人で違ってくるということだ。
その方程式は誰もが作ることができる、と著者は言う。
それは努力の問題でも才能の問題でもない。
意識の問題である。
トライアンドエラーを繰り返し、
自分だけでなく他人の失敗談も分析し、
XとYを満たすために常に「もっといいやりかたはないか」考える。
この繰り返しが自分なりの方程式を生む。
意識さえ持てば、日常生活の全てが方程式のヒントになる。
そうすることで自信につながるかもしれない。
本日の武器「XとYを満たす方程式を常に考える」