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百武日記

自信がない人が自信を持って生きるためにはどうすればよいか。日々考えたこと、学んだことを記録し、自分の武器にする。

鍵は勢い 「米軍式 人を動かすマネジメント(田中靖浩)」

某・有名大企業で本当にあった話。

1人の若い社員が、新規事業プロジェクトの社内公募に手を挙げた。

事業計画書をつくって提出した結果、見事認められた。

彼はさっそく事業に必要な設備投資の資産に入った。

設備投資について「もっとも高額なA案・妥当と思われるB案・安めで済むC案」の

3案を取締役会に提出したところ、「B案で行け」と言われた。

もともとB案になるだろうと予測し、そのつもりでいたため、

彼も納得の結果だった。

 

しかし、そのあとで社長か直々に呼び出しがかかった。

なにごとかと思って社長室に行ってみると

「君は本当にB案でいいのか、どうせやるなら最高の設備でやりたくないのか」と

言われた。「せっかくの新規事業だから思い切りやれ。

もう一度役員会にA案を出し直せ。皆は反対するだろうが、俺がそこで決めてやる」

そう社長から司令を受けた彼は、もう一度A案を出し、承認された。

この新規事業は後に大成功に収め、リーダーだった彼は著者に

「うちの社長、本当にすごいんです!」と興奮しながら語ったそうだ。

 

著者は「これは完全に社長の役者が一枚上だった」と言う。

おそらく社長は、最初の段階でもA案を採用することはできたが、

それをあえてB案でいったん決定しておき、本人を内緒で呼び出して、

高いA案を出し直させたのではないか。

そうすることで彼の心に火がつき、大成功を収めた。

実は、この社長は数字にも大変強く、おそらく全ての案のシミュレーションをして

採算にのることを計算していた。

しかし、あえてそれを表に出さず、部下に「勢い」をつけた。

 

何事にも「勢い」は重要だ。

勢いをつけると人は成長するし、結果も出すことができる。

勢いをつけるには成功体験をつむことが一番だ。

もしくは、結果がまだ出ていなくても、自分で誇れることをやりきることだ。

何らかの試合があるとして、

3日トレーニングしたくらいでは不安かもしれないが、

3ヶ月ずっとトレーニングし続けてやりきれば、自信になり、勢いがつく。

勢いをつけるにはどうすればいいだろうか。

そう考えることで自信につながるかもしれない。

 

本日の武器「何よりも勢いをつけること」